昨年、東京タワー直下のフットタウンにオープンした「RED° TOKYO TOEWR」(以下、「レッドトーキョータワー」)。
最新VR・ARアトラクションをはじめ、新感覚ゲームが体験できる日本最大規模のeスポーツパークです。
今回は、普段ゲームをしない私たちがどれだけ楽しめるのか、14歳(中学生)息子、7歳(小学生)娘と夫の4人で取材に伺ってきました。
いざ東京タワーへ!
目次
東京タワーフットタウンでeスポーツ!「レッドトーキョータワー」
「レッドトーキョータワー」とは、東京タワーに誕生した屋内型エンタメテーマパーク。
最先端VR・ARを活かし、カラダ全体で遊べるスポットです。
アクセスについては、地下鉄を使って「赤羽橋駅」や「神谷町駅」から徒歩5~7分の距離。
坂を上ると、東京のシンボル、真っ赤な東京タワーが現れました。
スタート地点は、東京タワー3階の専用ゲートです。
「レッドトーキョータワー」へは、東京タワーメインデッキの直通エレベーターで入場できないので注意しましょう。
フロアは、1階~5階まで4つに分かれており、各フロアでさまざまな体験ができます。
「RED° TOKYO TOWER(レッドトーキョータワー)」
5階:「ULTIMATE ZONE(アルティメットゾーン)」eモータースポーツ、カフェ&バー、イベントステージ
4階:「ATTRACTION ZONE(アトラクションゾーン)」VR・ARゲーム、ドローン競技、体験型コンテンツ
3階:「INSPIRATION ZONE(インスピレーションゾーン)」VRゲーム、レトロゲーム、グッズショップ
1階:「WONDER ZONE(ワンダーゾーン)」VRレースゲーム、レストラン、キッズパーク
3階「INSPIRATION ZONE(インスピレーションゾーン)」
チケットのQRコードをゲートにかざして進むと、一変、デジタルな世界へと迷い込みます。
こちらのアプローチは、なんと日本の暖簾や鳥居がモチーフになっているそうです。
ドキドキしながらエントランスを抜けた先には、これまた真っ赤でひときわ目を引くブースが!
こちらは、仮想空間を自分の足で自由に歩くことができる「キャットウォーク」。
専用のハーネスとシューズを身に着け、機械の上を移動できるそうです。
ちょうど訪れたときは、5分間サバイバルVRゾンビが期間限定で開催されていました。
「ゾンビの群れから1人で生き残れ!恐怖度MAX」なんて、とても勇気が出ませんでしたが、もし「怖いのが得意!夢に出て来ても大丈夫!」な方はぜひ体験してみてください。
「キャットウォーク」10:00~21:45
年齢制限:14歳~60歳
身長:140~195cm
その他:靴下着用
このほか3階では巨大LEDモニターをバックに、格闘ゲームやレトロゲーム、ボードゲームなど、好きなだけゲームができます。
ゲーム好きにはたまらない空間ですね!
オリジナルグッズやコラボアイテムをそろえたショップもあるので、お土産にも困りません。
4階「ATRACTION ZONE(アトラクションゾーン)」
つづいて、赤いエスカレーターを上って4階へ!
アトラクションゾーンでは、カラダ全体を使って遊ぶ体験型コンテンツが18種類。
スタッフの方がいないアトラクションは、それぞれの遊び方ボードを参考にチャレンジしましょう。
2023年3月に新しく3つのアトラクションが登場!
1つ目は、韓国で流行った「イカゲーム」を連想させるアトラクション。
オニに見つからずゴールを目指す、スリル満点なゲームです。
前を向いたと思って動いたら、フェイントでまた振り返ったりして、失格!
なかなかゴールできませんでした。
単純なのにクリアできないところがハマってしまいますね。
「だるまさんがころんだ」体験時間:1分/定員人数1~2人
2つ目は、野球・サッカー・アーチェリーのプレイで宇宙人から地球を守るゲーム。
ストラックアウトや的当て、フリーキックなど様々なモードがあるので、家族で交代しながら楽しめました。
「マルチスポーツ」体験時間:3~5分/定員人数:1~2人
3つ目は、デジタルなテーブルサッカー。
ボタンを押すだけなので、小さなお子さんでもできそうです。
「テーブルサッカー」体験時間:1分/定員人数1~2人
日本初!「PUBG MOBILE」とのコラボシューティングアクション
続いては、全世界10憶ダウンロード突破の「PUBG MOBILE」とのコラボが実現した、シューティングアクションです。
器具を装着し、ストーリーに沿ってゲームの世界をリアルに体験できます。
カップルの方と一緒に6名チームで参戦しましたが、あっけなく第一ステージで終了。
でもサバゲ―は初めてだったので、雰囲気が味わえただけでもおもしろかったです。
こちらは大人気のため、整理券配布アトラクション。
まず受付で整理券をもらってから、集合時間までほかのアトラクションを楽しむと効率が良いと思います。
「レッドシューティング」年齢制限:7歳以上/体験時間:8~12分/定員人数:1~6人/整理券配布
ドローンで障害物競争
重さ約34gのマイクロドローンを使ってレースができるのは、「スカイファイト」。
事前に、ドローンの操作方法をモニターで確認するので、初めてでも安心です。
スイッチと左右のレバーで操作するのですが、思ったより力加減が繊細で、輪をくぐってゴールに着地させるのが難しかったです。
「スカイファイト」年齢制限:4歳以上/体験時間:2~3分/定員人数:1~4人
魔法の世界を楽しむARスポーツ
「ハドー」「ハドーシュート!」は、ヘッドディスプレイやアームセンサーを装着して遊ぶアトラクション。
「ハドー」は、その名の通り、バーチャルの波動を使った 3vs3 のドッジボールのような競技です。
2人が体験した「ハドーシュート!」は、AR技術で表示されるモンスターを倒し、スコアで競うゲームでした。
モニター画面に、2人が見ている場面が映し出されるので、世界を共有できるのが良かったです。
「ハドー/ハドーシュート!」年齢制限:7歳以上/体験時間:2~3分/定員人数:1~6人/ヒール、サンダル不可
アソビながら運動!5種類のアトラクション
フィンランド生まれのARボルダリングスポーツの「バロクライム」は、靴を脱いでブースへ入ります。
滑らないように、靴下と専用シューズを履いてから参加しましょう。
バブルを消して得点を競うゲームのほか、エアホッケーや、コウモリをやっつけるゲームもあります。
「バロクライム」体験時間:90秒/定員人数:1~2人/靴下・専用シューズ着用
「ジャンプロープランニング」は、特殊なセンサーを使い、縄跳びでキャラクターが前進するゲーム。
縄を速く回すとスピードがアップするので、白熱した戦いになりました!
1回で疲労度がハンパないですね。
「ジャンプロープランニング」体験時間:2~3分/定員人数:2人
「バロジャンプ」も靴を脱いで靴下を着用して参加します。
赤い線の枠内でジャンプをし、相手を踏んづけるゲームなんですよ。斬新!
ジャンプをしているところがキャラクターとして前のモニターに映るという、ユニークな仕掛けもありました。
「バロジャンプ」体験時間:90秒/定員人数:1~2人/靴下着用
「サイバープレイヤーズ」は、実際のボールとプロジェクションマッピングを融合させたスポーツゲーム。
的当てとバスケの2種類のゲームを体験できました。
ボールが軽いので、なかなか思った位置に届かず、2人とも2個持ち投げです。
「サイバープレイヤーズ」体験時間:90秒/定員人数:1~6人
「スピリットオーバーフロー」は、未来型のバイクに乗り、陣地取り合戦をするゲームです。
身長130㎝以上しか体験できないため、親子対決となりました。
入口に130㎝ラインに印が付いていたので、身長がクリアしているかどうかわかるようになっているのが良いですね。
「スピリットオーバーフロー」体験時間:1分/定員人数:1~2人/身長130㎝以上
カラダを使ってゲーム!7種類のアトラクション
センサー&プロジェクションマッピングの体験型アトラクションの「サイバースタジアム」は、ホッケー、ブロック、リズム、脳トレゲームの4種類が体験可能です。
夢中になって前に行き過ぎると、センサーが反応しないのでご注意を。
「サイバースタジアム」体験時間:90秒/定員人数:1~2人
「エスケープアクション」は、目の前に迫って来る色々な穴の形になって、くぐり抜けるゲーム。
優しい体勢で行けるものから、四つん這いにならないと穴あきゲートを抜けられない形もあり、やるのも見るのもおもしろかったです。
終わったあと、QRコードで写真もゲットできるので、必死なポーズも記念に残せますよ!
「エスケープアクション」体験時間:2~3分/定員人数:2人
いわゆる大玉転がしができる「シシーフォックス」。
狭い山道や、川を越えるコースとなっているため、筋力やバランス感覚が養われます。
2つボールが並んでいたのですが、もう1つは調整中だったため、対戦モードは叶いませんでした。
「シシ―フォックス」体験時間:3分/定員人数:1~2人
帰る頃には「ハドー/ハドーシュート」が調整中になっていたので、行くタイミングによってできないアトラクションがあるかもしれません。
このほか、インベーダーを攻撃していく「バグハンター」や、VRガンシューティングの「タワータグ」、VRスポーツマシンの「ブイエーアールボックス」、パラスポーツのボッチャを気軽に体験できる「サイバーボッチャS」もありました。
5階「ULTIMATE ZONE(アルティメットゾーン)」
もう1つ上に上がって、5階「アルティメットゾーン」に入ると、一気に大人な世界が広がります。
重厚なソファーがあったり、F1レーサーユニホームやヘルメットが展示されていたり、実際にプロが練習で使っているシミュレーターもいくつか設置されていました。
こちらは、最先端マシーンに乗ってレーシングシュミレーターを楽しめる「レッドイーモーター」です。
娘は身長135㎝はないため、1人ではできませんでしたが、夫のヒザの上に乗って体験することができました。
よくゲームセンターで見かけますが、断然コチラの方が映像がキレイでリアルです。
「レッドイーモーター」体験時間:約5分/定員人数:13人/身長135㎝以上
このほか、ポーカーを体験できるブースや、イベントホールでは数秒ごとに変わるプロジェクションマッピングも投影されていました。
奥には、「レッドスタンド」のカフェ&バーも。
オリジナルフードやドリンク、夜にはバーにもなるそうです。
1階「WONDER ZONE(ワンダーゾーン)」
3階から一度ゲートを退場し、1階へ。
1階はパーク入場チケット対象外エリアですが、ボートレースアトラクションや、小さな子ども向けのキッズパーク「RED° KIDS(レッドキッズ)」、日本食の定番メニューがいただける「RED° SHOKUDO(レッド食堂)」が用意されています。
4歳以上体験可のVRボートレース
メインにあるのは、別途料金で体験できる「ボートレース」。
4歳以上(VRゴーグル装着は7歳以上)で体験可能なアトラクションです。
こちらは、「レッドトーキョータワー」or 「東京タワー」展望台のチケット提示で無料体験できます。
ボートに正座で座り、曲がる際は左にカラダを傾ける、スピードを出す際は前かがみになるなどを教わって、いざスタート!
実際に水上レースに参加してみると、VRの映像に合わせて、風や水しぶき、振動も感じられるので、かなり迫力がありました。
「ボートレース」
体験人数:1~6人
年齢制限:4歳以上 ※13歳未満のお子様は保護者の同意が必要。7歳未満のお子様はVRゴーグルを着用しない
体験時間:約5分
特殊効果:振動、風、水しぶき
体験料金:1回200円/3回500円/5回800円 ※レッドトーキョータワー・東京タワー展望台チケットで無料
「レッドトーキョータワー」の料金、混雑具合は?
「レッドトーキョータワー」のチケット購入については、事前に会員登録(無料)が必要です。
イベント開催時などは料金が変更されることもありますが、以下を参考にお買い求めください。
「RED°パスポート」OPEN~閉館1時間前までいつでも再入場可。遊び放題チケット
一般 3,900円/高校生 3,100円/小中学生 1,700円/未就園児 無料
「ナイトパスポート」17:00~閉館1時間前までいつでも再入場可。遊び放題チケット
一般 3,400円/高校生 2,700円/小中学生 1,500円/未就園児 無料
「共通チケット」メインデッキ150mまでのチケット+パスポート
一般 5,000円/高校生 4,000円/小中学生 2,300円
※そのほか、期間限定イベントコラボチケットも販売中
また、気になる混雑具合についてですが、土日でもフロアが分かれているので、混んでるなと感じることはありませんでした。
オープン時間に到着し、午前中はスムーズにアトラクションができた印象です。
VR・AR、ドローンなどは、装着に時間がかかったり、説明を聞く時間があるので、少し並ぶことはありましたが、それでも1組2組の世界でした。
1番並んでいたのは、3階の「キャットウォーク」と、4階の整理券配布アトラクション「レッドシューティング」だったので、最初に並ぶか、先に整理券をもらうなど工夫をすると良いですね。
東京タワー直下のアソビ空間へ行こう♪
「レッドトーキョータワー」はいかがでしたか?
ゲームをほぼしないメンバーで訪れましたが、新鮮な気持ちで終始楽しかったです!
特に子どもたちは、「だるまさんがころんだ」や穴抜けゲームの「エスケープアクション」にハマって何度もチャレンジしていました。
運転やゲームが得意なパパさんなら、お子さんに「カッコイイ!」と言われるかもしれませんね。
また、年齢制限や身長制限があるものの、4階のアトラクションゾーンは未就園児のお子さんでも充分に楽しめそうでした。1つ1つのアトラクションは、1分~5分の体験時間でサクサク進むため、小さなお子さんでも待てる範囲だと思います。
アトラクションによっては、かなり汗をかくものや、靴を脱いだり、靴下着用必須のもの、VRゴーグルを装着する際に髪型が崩れることもあるので、それらを考慮した服装(着替え)、髪型にしておくと良いですね。
完全屋内施設なので、特に雨の日、暑い日、寒い日などは気にせず1日遊べるのでオススメです。
子どもも大人も楽しめる最新アソビ空間へ、足を運んでみてはいかがですか。
RED° TOKYO TOWER(レッドトーキョータワー)
住 所:東京都港区芝公園4丁目2−8 東京タワー 3F~5F フットタウン
電話番号:0120‐210‐519(10:00~19:00)
アクセス:大江戸線「赤羽橋駅」徒歩5分、日比谷線「神谷町駅」徒歩7分ほか
営業時間:平日10:00~21:00/土日祝日10:00~22:00 ※営業時間は予告なく変更となる場合あり
休館日:年中無休
駐車場:専用駐車場はなし
※公開日時の情報です。お出かけの際は公式サイトにて最新情報をご確認ください。
取材協力:楽天トラベル観光体験