京都にこの春2つオープンした『星野リゾート OMO』 。
五重塔で有名な東寺、三条大橋で名高い三条、それぞれの場所で街の魅力に触れるアクティビティや、ステイを楽しむことができます。
今回、3歳3ヶ月の息子、そしてママ友親子と一緒に「OMOステイ」を体験してきました。
『星野リゾート OMO5京都三条』の滞在に続き、『星野リゾート OMO3京都東寺』のアクティビティを体験させていただいたので
ホテル内外で子供と一緒に楽しめるアクティビティをレポートします。
目次
世界遺産「東寺」のディープな魅力に触れる『星野リゾート OMO3京都東寺』
京都駅に新幹線で到着すると五重塔が見えるのは知っていますか?
あの景色を見ると、「京都に着いた!」と実感する方も多いのでは。
あの五重塔があるのが京都の東寺。
真言宗の総本山であり、平安京に入口に建立されました。
世界遺産にも登録されています。
『星野リゾート OMO3京都東寺』は、静かな街が広がる京都東寺エリアにあります。
JR「京都駅」より徒歩約13分、近鉄京都線 「東寺駅」より徒歩約2分の好立地。
コンセプトは、「心の時空トリップ」。
館内のパブリックスペース「OMO ベース」や「ご近所アクティビティ」で自分で調べただけではなかなか分からない世界遺産の東寺や街の魅力に付いてディープに学べます。
仏像の世界に触れたい方、歴史にどっぷり浸かりたい方などに特におすすめのホテルです。
ホテル内アクティビティも満載!『星野リゾート OMO3京都東寺』の「OMOベース」
ホテルロビー内のパブリックスペース「OMO ベース」では、曼荼羅をテーマにしたアートや、仏像の紹介、東寺エリアマップなど、時空を飛び越えるような体験や仕掛けがたくさん!
光と影を使って表現した「ほほえみウォール」は、光の具合で、仏様の表情が変わって面白い!
優しく柔和な悟りを開いた表情は、まるで菩薩から如来になったようで、子どもたちもその変化が不思議らしく興味津々。
子供も気軽に写経を楽しめる「写経テーブル」
「OMO ベース」の中心にある砂がしかれた写経テーブルも面白い試みです。
写経とは言っても、砂に書く写経。
書いた後は砂を消すだけなので、気軽に参加できます。
それでも、文字を書くと心が整うので不思議です。
子ども達は、この砂に書く作業をとっても気に入り、ずっとこの写経テーブルで遊んでいました。
「OMOレンジャー」さんも一緒に相手をしてくださり、そのさすがのホスピタリティにも感激です。
東寺に納めることもできる!写経体験
写経テーブルのみならず、本格的な写経の体験もできます。
写経をなぞり書きして簡単にできる体験ですが、こちらも書いていると不思議と心が整うもの。
500円を支払うと、実際に東寺に納めていただけます。
ご近所マップでディープな街歩きを
「ご近所マップ」では、東寺エリアのディープな街歩きを楽しむコツがびっしり詰まっています。
それだけではなく、引き戸を開けることで平安時代のマップを見ることもできます!
平安京の入口であったかつての羅城門や、東寺の対となって建立されていた西寺など、このエリアが平安京時代にとても重要な場所であったことが一目瞭然。街歩きがさらに楽しくなります♪
心柱ブックテーブル
『星野リゾート OMO3京都東寺』にカフェスペースはありませんが、五重塔の中心で塔を支える心柱をテーマにしたブックテーブルがあります。
テーブルの中央の棚がまさに心柱のよう。この本棚には、東寺や弘法大師空海に関連した書籍の用意があります。
仏教ゆかりのハーブティーのサービス
宿泊客が自由にいただけるお茶などの用意もあります。おすすめは、ハーブティー。
仏教の生まれた地、インドでは神に捧げる植物として最も神聖なハーブとされるトゥルシー(ホーリーバジル)のハーブティーをいただくことができます。
仏教をテーマにしたホテルだからこそのおもてなしです。
それ以外にも、京番茶や、朝ご飯にピックアップできるようなスープ、電子レンジやオーブントースターなども完備。
自分スタイルでのホテルステイが叶います。
東寺参拝に持参したい!OMOオリジナル数珠の貸し出しや塗香
本来、寺院拝観の前に身を清めるために使用する塗香(ずこう)や、オリジナルのOMO数珠の貸し出しなども行っています。
『星野リゾート OMO3京都東寺』のOMOレンジャーと行く「東寺まんだらさんぽ」
『星野リゾート OMO3京都東寺』の「OMOレンジャー」である石橋さんにご案内いただく「東寺まんだらさんぽ」に参加しました。
「東寺」へまんだら散歩
ホテルから東寺までは歩いて約10分。
見所はなんと言っても五重塔と、立体曼荼羅です。
東寺の曼荼羅とは、密教の教えをわかりやすく表現したもの。
絵として表現されている曼荼羅をよりリアルに伝えるために、具現化したものが東寺の立体曼荼羅です。
講堂では、大日如来を中心とした二十一尊の仏像を拝観できます。
金堂には、あらゆる病から人々を守ってくれるという薬師如来。
その両隣には、日光菩薩と月光菩薩。
薬師如来はお医者様のよう、日光菩薩と月光菩薩は看護師のようだという「OMOレンジャー」さんの分かりやすい説明に聞き入ってしまいました。
驚いたのが、この「OMOレンジャー」さんが話してくれた内容を、息子がちゃんと覚えていて後でお話してくれたこと!
3歳の息子にとっては、東寺の見学も単なるお散歩を楽しんでいるだけかと思っていましたが、ちゃんと「OMOレンジャー」さんのお医者様への例えを理解していたようでびっくりしました。
こうやって、子供に本物に触れさせる機会を作れるのも旅の魅力の一つであり、街を深く知る「OMO」はぴったりかもしれません。
そして、大変ラッキーなことに、今回は春の特別拝観のタイミングだったので、五重塔の内部の見学までできました!
五重塔の中心で塔を支えるのは心柱、こちらが大日如来であり、その周りを四尊の如来、八尊の菩薩が囲んでいます。
極彩色で彩られた密教空間にお目にかかれるのは一年に何度か。
特別拝観シーズンに合わせてお伺いするのも良いですね!
東寺
住所:京都市南区九条町1番地
TEL:075-691-3325
東寺門前菓子の「東寺餅」でひと休み
東寺拝観の後は、東寺門前菓子の「東寺餅」さんの東寺餅を購入。
メレンゲが入っていて、ふわふわの東寺餅。
あんこが大好きな息子なので、とっても気に入って食べてくれました。
東寺餅
住所:京都府京都市南区東寺東門前町88
TEL:075-671-7639
営業時間:7:00-和菓子が無くなり次第終了
定休日:毎月6・16・26日(土曜日・日曜日・祝日の場合は営業、翌日振替休日)
『星野リゾート OMO3京都東寺』で心の時空トリップを楽しもう
ホテルに泊まっただけじゃ分からないその都市や街の魅力を深掘りし、知らなかった街の一面を発見できる体験ができるのが「OMO」の良いところ。
子供にも、その街の本物を体感させてあげられるのが「OMO」の醍醐味ではないでしょうか。
『東寺』、『三条』も同じ京都市内でありながら、それぞれ全然違う街の表情を見せてくれます。
2021年11月5日には『OMO5京都祇園』もオープン予定!
『星野リゾート』をちょっとリーズナブルに、でもホテルだけではない街の魅力も楽しめる「OMOブランド」は、これからの新しい都市への旅を提案してくれるホテルです。
旅のスタイルが多様化した今、「OMOブランド」でホテルも街も楽しんでみる旅はいかがですか?
星野リゾート OMO5京都三条
住所:京都府京都市南区西九条蔵王町11番地6