子どもとの旅行は、ママにとって一大イベント。
ましてや海外となると、「飛行機は大丈夫かな?」「食べ物はどうしよう」「ベビーカーは持っていくべき?」など準備中にも悩みはつきません。
ライター・横山が実体験をもとに、子連れ海外旅行の疑問にお答えします!
今回、私は息子(1才)を連れてはじめての海外旅行へ行ってきました。行き先はタイのリゾート地・「プーケット」。
数ある国の中で、ここを選んだ理由はこの2つ。
Reason1
羽田空港から深夜便が出ている!
Reason2
タイが親日で子どもに優しいらしい
目次
フライト中は、とにかく寝かせたい!
Reason1 羽田空港から深夜便が出ている!
飛行機という密室空間。他の人もたくさんいるので、迷惑をかけるのではないか…と不安に思うママが多いはず。
もちろん、私もそのひとり。フライトでは、とにかく寝て欲しかった…。
そこで、行き先を選ぶときに「フライト時間が短い」もしくは、「深夜便で行ける」ということを念頭に考えました。
私たちが重視したのは、「深夜便で行ける」ということ。
ちょうど体内時計がしっかりしてきた時期でもあったので、深夜=寝る時間と考えたから。
また、ちょうど6時間程度でバンコクまで行けるというのも、睡眠時間を考えるとちょうど良かったのです。
プーケットは日本からの直航便がないので、バンコクで乗り換えとなりますが、羽田ーバンコクがちょうど夜のおやすみ時間だったので、プーケットに決めました。
乗り換えの待ち時間には、オムツを変えたり、空港内をお散歩したりと息子の気分転換にもなったので、ちょうどよかったなと思っています。
いくら普段寝ている時間とはいえ、飛行機は特別空間。
「もしかしたらずっと泣いて騒ぐんじゃないか…」と言う不安は拭えませんでした。
フライト中になんとか寝てほしいのが親心。
そこで搭乗前には、眠そうな息子を寝かさないように空港内をお散歩したり、買い物をしたりして気を引きました。
空港内にあるキッズスペースも利用し、疲れさせる作戦です。
いつもは寝かせる努力をしているのに、寝かさない努力をするのはなんだかおかしかったですが、無事こちらの思惑通り搭乗したのち薄暗い機内ではすぐに眠りに落ちた息子。
親たちの心配をよそにフライトのほとんどを寝てくれたので、立ちっぱなしで抱っこというトレーニングは免れました。
(ただし、抱っこしながら寝てしまったので、親たちのトイレ移動は緊張しっぱなしでした(笑))
❤︎フライトに持ち込んだお助けアイテム❤︎
◉離乳食
機内食のタイミングと子どもの食事のタイミングが合わなかったので、グズってすぐに食事をとることができました。耳抜き代わりにも◎。
◉飲み物
耳抜き用にも持ち込みましたが、機内では乾燥するので予想以上にたくさん飲みました!
◉おやつ
普段はたくさんあげないけれど、おやつを食べている時は集中して静かになります。
◉お気に入りのおもちゃ
はじめての空間で緊張もあったかと思いますが、いつものおもちゃを手に握ることで安心できたかなと思います。
◉タブレットにお気に入りのアニメ動画
長時間のフライトで飽きないように、とにかく何本も動画を用意しておきました。まだイヤホンやヘッドフォンが使えなかったので、首にかけるタイプのコンパクトスピーカーで機内でも周りを気にせず見せていました。
◉抱っこ紐
機内の不安定な足元での抱っこは大変。抱っこ紐なら、そのまま子どもが寝たら着用したまま座れるのもGOOD。
プーケットはどこでも子どもウェルカム!
Reason2 タイが親日で子どもに優しいらしい
海外であっても、周りの目は気になるもの。そこで、子連れにも寛容な環境が良いと考え、「微笑みの国」タイに決めました。
結果、搭乗する前から人々から笑いかけていただき、優しい雰囲気の中で旅行することができました。
タイの方々が子どもに優しいのは本当で、老若男女問わず息子を見ると笑いかけ、話しかけてあやしてくれました。
また、レストランに入ると、気さくに挨拶をしてくれ、「ベビーチェアはいるか?」と確認し快く迎え入れてくれました。
子連れを理由に断られることはなく、むしろ歓迎ムードで、息子が暇をしないようにスタッフが代わる代わるあやしてくれたので、ゆっくり食事をとることができました。
現地の人に話を聞いてみると、タイでは「ジャパンチャンネル」で放送されている日本のアニメが大人気だそう。
また、日本人の観光客も多いので、日本への関心も高いんだとか。
余談ですが、薄毛の息子は、その姿が“一休さん”にそっくりだと話題になり、どこへ行っても「ネーン・ノ~イ!(タイ語で一休さんらしい)」と声をかけられ、抱っこされていました。
日本のものが気軽に手に入る安心感も心強い!
また、日本の製品もスーパーにたくさん置かれているので、現地での調達も気軽にできます。
タイで売られている商品には、日本語表記もされているものが多数あるので、タイ語がわからなくても大丈夫。
大きなスーパーやコンビニでも日本のものを購入できるのは、子連れにとってかなり心強いポイントです。
タイの離乳食はこんな感じでした。オーガニック素材と書いてありました。
息子は特に問題なく食べていました!
食事では、フルーツが豊富なのでとにかくフルーツを食べてお腹を満たしていた息子。
ドラゴンフルーツやグアバなど、日本ではなかなか手に入らないフルーツを体験できたのは良い経験だったかなと思います。
タイではベビーカーは必要?
旅行前に持っていくか悩んだアイテム「ベビーカー」。
普段のお出かけには必要不可欠ですが、かさばることと現地で本当に必要かどうか悩みました。
結果、まだ息子が歩くことができなかったので、私たちはベビーカーを持っていくことにしました。
空港内での移動では大活躍でしたが、プーケットについてから帰りのフライトまで使用することはほとんどありませんでした。
なぜかというと、タイの道路は歩道が狭い上にバイクの路駐も多かったため、ベビーカーを押して歩くのがすごく大変だったからです。
さらに、道路が凸凹なのでベビーカーの操作が思うようにいかなかったことも。
長距離の移動では、タクシーやトゥクトゥクを使用したので基本的には抱っこ紐を使用するようにしました。
まだ、息子が小さかったので抱っこ紐でも十分移動できましたが、もう少し大きくなりベビーカーがないと不安な場合は、コンパクトに折りたためるタイプを持参するか、現地で必要になったらレンタルするというのが良いかもしれません。
この旅で持参した抱っこ紐は、ヒップシートスタイルのポルバンです。
暑いので密着型だと親子共々汗だくになってしまうので、ある程度ゆとりのあるデザインが重宝しました。
ウェストポーチ型で前抱きも楽々なのも良ポイント!
普段とは違う景色を子どもに見せることができるので、息子も楽しそうでした。
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迷ったらプーケットへ。子連れにやさしいタイ
子どもと一緒の海外旅行先として、「タイ」はかなりオススメです。
人々は親切で、日本語が話せるスタッフがいるホテルやお店も充実しているので、万が一の時も安心。
アジアのリゾート地・プーケットで、気兼ねなくリフレッシュをしてきてはいかがでしょうか。
横山智世 @ Thailand