日本有数のお茶の生産量を誇る静岡県。
『界 遠州』はそんなお茶どころ静岡県浜松市の舘山寺温泉に位置しています。
浜名湖に臨む絶好の立地で、全33室すべてのお部屋がレイクビューという贅沢な造り。
滞在中いつでも利用できるティーセラーや、お茶体験ができるご当地楽など、お茶どころ静岡ならではの煎茶の奥深さを感じることのできる唯一無二の滞在となりました。
お茶に興味を持ち始めた9歳の娘、7歳息子、1歳の娘を連れての子連れステイの様子をレポートします!
目次
お茶どころ静岡県『界 遠州』へのアクセス
お茶どころ静岡県の遠州地方舘山寺温泉に位置する『界 遠州』。
浜名湖が目の前という絶好のロケーションが魅力です。
東京方面からは車で約3時間、舘山寺スマートICを下りて約10分とアクセスも良好。
公共交通機関を利用する場合は、JR浜松駅北口から舘山寺温泉行きのバスが出ています。
チェックインロビー
エントランスを抜けると、ふわっと香るお茶の香り。
『界 遠州』ではロビーやお部屋などいたるところで茶香炉が炊かれ、お茶のいい香りが漂っています。
香りのおもてなしという素敵な演出。
ダウンライトの灯が心地よい落ち着いた雰囲気のロビーでチェックインし、お茶三昧の滞在のスタートです!
検温や質問票の記入など、感染対策にも安心感を感じます。
全室レイクビュー!『界 遠州』の客室
『界 遠州』は全33室の客室全てがレイクビューという贅沢な造りで、どのお部屋からも浜名湖を眺めることができます。
浜松の伝統的な織物「遠州綿紬」のアイテムがしつらえてあるのも『界 遠州』のご当地部屋ならではのおもてなし。
和洋室 湖向きベッド(4名定員)
今回私たちが滞在した「和洋室 湖向きベッド(4名定員)」のお部屋はベッドが湖側を向いていて、身体を起こすと浜名湖の絶景が目の前に広がります。
少し高くなったフローリングフロアに置かれた3つのローベッド。
広々として子どもが落下する心配もなく家族みんなで安心して眠ることができました。
窓側には座椅子のくつろぎスペース。
琉球畳が心地よく、子連れでの滞在にもぴったりなお部屋です。
お茶セットとお着き菓子
お部屋にもお茶のセットが置いてあり、いつでも淹れたてのお茶を楽しむことができます。
この後紹介しますが、ティーセラーから好きな茶葉を持ちこむことも可能。
滞在中好きなお茶を好きなだけ飲めるなんて最高です。
お着付き菓子は、界 遠州オリジナルの「ちゃまるけ最中」が用意してありました。
まるけとは「だらけ」という意味で、その名の通り「おちゃだらけ」のたっぷりとお茶の餡が詰まった最中。
お茶三昧の滞在にぴったりなお菓子です。
浜名湖を眺めながらお茶とお菓子で、ほっと一息。
館内着とアメニティ
館内はお部屋に用意されている作務衣でくつろいで過ごすことができます。
大人用と子ども用のお揃いの作務衣。肌触りの良い作務衣はサイズも豊富で1歳の娘でも着ることができました。
兄弟お揃いの作務衣姿はとてもかわいく思い出にも残ります。
作務衣のほかに足袋靴下や歯ブラシ、アメニティなど滞在に必要なものは全て揃っています。
露天風呂付き洋室(定員4名)
(提供:界 遠州)
もう一つ、家族で泊まりたいお部屋をご紹介。
「露天風呂付き洋室(定員4名)」は、浜名湖が望める露天風呂と広いパウダールームを備えた、一番広いお部屋です。
(提供:界 遠州)
広々としたヒバの浴槽は家族で入るにも充分な大きさ。
小さな子連れでの滞在の際にもとても重宝しますね。
入浴お茶三煎を体験!『界 遠州』のお茶の魅力に触れる温泉大浴場
『界 遠州』 には特徴のある2種類の大浴場があり、毎日男女入れ替え制となるのでどちらのお湯も楽しむができます。
界 遠州ならではのお茶を楽しめる大浴場は「華の湯」。
大きな桶型の湯に、職人さんが作ったお茶玉(茶葉を詰め込んだ籠)が浮かんでいます。
溢れ出るお茶の香り、お湯に溶け出すお茶の成分を身体の外からも取り入れることができます。
入浴お茶三煎
界ブランドが推奨する「うるはし現代湯治」。
『界 遠州』では「入浴お茶三煎」が用意されています。
これは、温泉効能をより効率的に取り入れるために、三種の茶を最適なタイミングで取り入れるというもの。
入浴前にかけ湯茶(浅蒸し茶)、入浴中に湯治茶(水出し棒茶)、入浴後に仕上げ茶(温かいほうじ茶)が用意されています。
入浴前にお茶を補給すると、カテキンの吸収率がなんと通常の7倍にもなるそうで、美容と健康にも効果的!
脱衣所に用意されていた湯治茶(水出し棒茶)はすっきりとして飲みやすく、「お土産にこのお茶を買って欲しい」と娘が言っていたほどです。
湯上がり処
入浴後は、湯上がり処で茶畑を眺めながら一休憩。
身体を冷やさないよう仕上げ茶にはあたたかいほうじ茶が用意されています。
他にも、生姜ゼリーや蒸し生姜湯、アイスキャンディーも無料という嬉しいサービスも。
子どもたちはアイスキャンディーを見つけて大喜びで食べていました。
お茶三昧の滞在を盛り上げる『界 遠州』のティーセラーとブックライブラリー
お茶三昧の滞在を盛り上げるのに欠かせない館内施設をご紹介します。
ティーセラー
まずご紹介するのが、チェックインからチェックアウトまでの滞在中好きなお茶を無料で楽しめるティーセラー。
常時12種類のお茶が用意されています。
お茶は静岡県内から厳選したもので、煎茶やほうじ茶、紅茶と種類も豊富。
茶葉によって温度や蒸らし時間などが記載されているので、失敗なく誰でも美味しいお茶を淹れることができます。
スタッフの方のおすすめは『界 遠州』オリジナルブレンド茶「爽華」。
”華やかな香りに爽やかな味わい”ということで飲んでみましたが、とても美味しかったです。
最初に何を飲もうか悩まれた時は選んでみてください。
トラベルライブラリー
ティーセラーの横あるのは浜名湖を一望できるトラベルライブラリー。
選んだお茶を飲みながら本を読むという素敵なひとときを過ごすことができます。
何を読もうか悩んだ方に試していただきたいのが「本とお茶のペアリング」。
”お茶に合う本”というお洒落な提案が掲示されていますのでぜひ試してみてください。
トラベルライブラリーには、絵本も揃っていて、子どもと一緒に楽しめます。
本もお茶も大好きな娘にとって、トラベルライブリーで過ごす時間は至福のようでした。
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