個性豊かな12の湯舟と天空露天風呂で温泉三昧の滞在を楽しめる「熱川プリンスホテル」に行ってきました。
東京駅から伊豆踊り子号に乗って約2時間10分。
乗換もなく1本でアクセスできるので、交通公共機関を使っての小さな子連れ旅にも最適です。
10歳、7歳、2歳の3人の子どもたちと楽しんだ絶景湯めぐりの滞在をご紹介します。
目次
伊豆踊り子号で楽々到着!絶景湯めぐりが楽しめる「熱川プリンスホテル」
静岡県の伊豆熱川にある「熱川プリンスホテル」は、美しい日の出や星空、眼下に広がる海に伊豆諸島に島々を一望できる絶景の温泉ホテルです。
東京駅から伊豆踊り子号に乗って最寄りの「伊豆熱川駅」まで約2時間10分。
伊豆熱川駅からはホテルの送迎バスが出迎えてくれます。
車がなくても楽々アクセスができる立地も魅力です。
エントランスを抜けると開放的なフロントロビー。
チェックイン手続きと夕食・朝食の時間を選んだら、温泉三昧の滞在の始まりです。
全室オーシャンビュー!湯むりの街も見渡せる「熱川プリンスホテル」の客室
「伊豆熱川プリンスホテル」の客室は全48室。
お食事も楽しめる37室の中央館と、素泊まり専用の11室の花たちばな館があり、どの客室からも海を一望できる絶好のロケーションです。
今回滞在した和室と、取材させていただいたプレミアムエリア「Qoomo(くーも)」をご紹介します。
広々とした12畳の和室
今回は子連れ旅にも最適な和室に滞在しました。
12畳と窓際には机と椅子が置かれた広縁。
子どもたちは畳でゴロゴロ、大人はゆったりと窓際の椅子に座って海を眺めたりとそれぞれの時間を過ごすことができます。
窓からは絶景の伊豆の海!湯けむりの街や電車が行きかう伊豆熱川駅も眺めることができました。
お部屋には、伊豆の銘菓「ニューサマーオレンジ」を使ったお着き菓子や静岡の緑茶などのサービス。
旅館ならではのおもてなしが旅の疲れを癒してくれます。
キッズ用アメニティ
子どもには巾着の中にタオルと歯ブラシが入ったキッズアメニティと子ども用浴衣をご用意いただきました。
子ども用の浴衣は大・中・小とサイズも豊富で、3人の子どもたち全員がぴったり!
10歳の娘には小さかったり、2歳の娘には大きすぎたりすることも多いので、サイズが豊富にあるのはとても助かります。
プレミアムエリア「Qoomo」
中央館の客室最上階のプレミアムエリア「Qoomo(くーも)」も取材させていただきました。
高台からの空と海、水平線に浮かぶ雲を満喫できる眺めのいい空間。
リニューアルされたばかりのスタイリッシュなお部屋で、客室の真ん中には大きなデイベッドが設置されています。
景色を見ながらゴロゴロとお昼寝を楽しみ、夜はきれいなベッドで寝るという贅沢が叶うお部屋です。
お部屋の外には海を眺める絶景テラスも。
「Qoomo」は全5室という特別な客室で、うち1室は露天風呂がついています。
記念日など特別な日の利用にもぴったりですね。
「熱川プリンスホテル」の個性豊かな大浴場と貸切風呂
(出展:熱川プリンスホテル)
無色透明の熱川温泉は「ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉」で、湯あたりも柔らかいので小さな子どもとの入浴も安心して楽しめます。
「熱川プリンスホテル」は2本の自噴源泉から天然温泉をひいていて、この熱川温泉をたっぷりと堪能。
2つの大浴場と2つの貸切風呂で子どもと一緒に湯めぐりを楽しみましょう。
個性豊かな大浴場
(出展:熱川プリンスホテル)
大浴場は「海色」と「空色」の2つ。
1日ごとに男女入れ替え制となるので、両方の大浴場を楽しむことができます。
海を一望できる露天風呂や、四季折々の伊豆のみかんを楽しめる「みかん風呂」など、個性豊かな12の湯舟で贅沢な湯めぐりを堪能してみてください。
(出展:熱川プリンスホテル)
貸切家族風呂
プライベートに家族でゆったりと温泉を楽しみたい場合には、2種類の「貸切家族風呂」があります。
檜の「月明り」と陶器の「星明かり」。
まだ大浴場の利用は心配という赤ちゃんとの入浴も家族で楽しめるのは嬉しいですね。
檜風呂の方が湯舟が広いため、家族で利用するのなら「月明り」がおすすめです。
利用時間:16:00~23:45/翌朝 6:00~8:45
1回のご利用時間:45分
料金:2,200円(税込)
※チェックイン時にフロントで受付
空と海に癒される!「熱川プリンスホテル」屋上露天風呂と足湯スカイテラス
大浴場だけでなく、屋上での絶景温泉を楽しめるのも「熱川プリンスホテル」の魅力。
ホテルの最上階には絶景の屋上露天風呂と足湯スカイテラスがあります。
昼間は空と海の青に癒され、夜は満天の星空を満喫できる素敵な空間。
天空露天風呂「薫風」
屋上にある「薫風」は、まる空と海と一体になっているような「インフィニティ」を味わえる最高の天空露天風呂です。
空と海とを堪能できる温泉に身をゆだねたら、日ごろの疲れから解放されたような究極の癒しを味わえます。
朝は太平洋から昇る日の出、お天気のいい夜には星空を。
子どもと一緒に自然のパワーを感じる入浴を楽しみましょう。
足湯スカイテラス「湯め凪」
屋上テラスにはもう一つの温泉「足湯スカイテラス」があります。
この足湯からの眺めもこの通りの絶景。
足拭き用のタオルも置いてあり、いつでも足湯を楽しむことができます。
浴衣で足湯に浸かったらより旅気分も盛り上がりますね。
リニューアルされたメインダイニングで楽しむ「熱川プリンスホテル」の夕食
夕朝食は、今年の7月にリニューアルオープンしたばかりの個室風ダイニング「季の杜(TOKI no MORI)」でいただきます。
オリエンタル調の落ち着いた造りのダイニングには15の個室風ブースがあり、子連れでのお食事でも周りを気にすることなくゆったりと楽しめるので家族連れにもぴったり。
伊豆の海の幸を贅沢に使ったコース
夕食は伊豆の海の幸をふんだんに使った贅沢なコース仕立て。
「黄金~KOGANE~」と「白銀~SHIROGANE~」の2つのコースがあり、今回は伊勢海老、あわび、金目鯛、さらに和牛など伊豆の恵みを満喫する贅沢コース「黄金~KOGANE~」をいただきました。
まず最初に用意されていたのが2段重の前菜「旬の祭り」。
とうもろこしを裏ごしして寒天でよせたほんのり優しい甘みの「もろこし豆腐」や、穴子寿司など1つ1つ手の込んだお料理がきれいに盛り付けられています。
そのあとには伊豆の海の幸を使った贅沢なお料理が続きます。
その日に伊豆半島でとれたお魚をつかったお刺身はこのボリュームで1人前。
ワサビ醤油だけでなく、塩や昆布、スダチを絞ってと、お刺身の味を引き立てる食べ方を提案してくれます。
伊勢海老を使ったオリジナルのブイヤベース、鮑の磯焼きも1人1個つきます。
鮑のコリコリとした食感、噛むたびに上に乗った磯のリの香りが口いっぱいに広がり幸せな気持ちになります。
お食事のメインは伊豆の名産「金目鯛」。
身のしっかりとした立派な金目鯛を自家製特性ダレで炊いた料理長自慢の一品です。
甘辛のタレがご飯に合って、どんどんとご飯がすすみます。
最後に静岡産抹茶を伊豆の天草で寄せた抹茶寒天を使った小倉白玉のデザートでコースの締めくくり。
お刺身に伊勢海老、鮑に金目と伊豆の恵みをふんだんに使った贅沢なコースは心もお腹も満たしてくれる大満足な夕食です。
子どもの大好きが詰まったキッズプレート
子どもにはエビフライやグラタン、コンソメスープやフルーツなど子どもの大好きが詰まったキッズプレート。
なんといくら丼までついています。
個室なので、周りを気にすることなく、子どもたちと一緒に最後まで食事を楽しむことができました。
バランスの良い献立で楽しむ「熱川プリンスホテル」の朝ごはん
翌朝のお楽しみ”朝ごはん”。
夕食と同じ個室でいただきます。
「熱川プリンスホテル」では、健康的な食生活の合言葉「まごわやさしい」を大切にしたバランスの良い献立の朝ごはんを提供してくれます。
いも、しいたけ、さかな、やさい。わかめ、ごま、まめ。
全ての栄養素が詰まった美味しい朝ごはん。
土鍋で炊いた炊きたてご飯と、具材たっぷりのお味噌汁と一緒に。
子ども用には鮭や卵焼きがのった朝食プレートを用意いただきました。
「熱川プリンスホテル」で絶景湯めぐりと美食を楽しむ子連れ旅を!
12の湯舟を楽しむ大浴場や貸切家族風呂、天空露天風呂など絶景の湯めぐりを楽しめる「熱川プリンスホテル」。
広々とした和室では海を眺めながら家族で過ごし、美味しい海の幸を堪能する贅沢な休日となりました。
夏には敷地内にガーデンプールがオープン。ホテルから海までの無料送迎や、浮き輪の貸し出しもあります。
夏休みは「熱川プリンスホテル」で、伊豆の夏を満喫する子連れ旅に出かけてみませんか?
熱川プリンスホテル
住所:静岡県賀茂郡伊豆町奈良本1248-3
電話番号:0120-120-707
アクセス:【電車】東名高速「厚木IC」より小田原厚木道路経由で約2時間
【電車】伊豆急行線「伊豆熱川駅」より無料送迎バスで約5分
料金:1泊19,800円~/人(2名1室利用時) 税サ込み・入湯税150円・1泊2食付き
取材協力:熱川プリンスホテル