働くママさんにとっては保育園選び、いわゆる保活が気になり始める頃ですね。
保活となると、気になるのが保育園見学。
でも、「保育園見学で何を見れば良いの?ポイントがわからない!」という方も多いのではないでしょうか。
我が家には3歳と1歳の子供がいますが、保育園見学は諸事情で4年連続行いました。
あくまで私の所感ではあるものの、私が見ていたポイントについてお伝えします。
目次
保育園見学のポイント①家からのアクセスの良さ
保育園は自宅から近いに越したことはありません。
ただでさえ朝はバタバタしている中、登園を渋る子どもを遠くの園まで連れて行くのは大変です。
「保育園行くよ」と行っても「やだー」と駄々をこねられたり、靴下を履いてくれなかったり、急にオムツを変えなければならないなど想定外のことが発生するのは日常茶飯事。
特に通園や通勤で交通公共機関を使う場合は1本乗り逃しただけでもオフィス到着時間に大きな影響がでることがあります。
また、発熱などの急なお迎えも、保育園とご自宅の距離があると、職場から保育園にお迎えをして、自宅に帰宅し、保険証と診察券を取りに行った後で、通院…というのも一仕事。
そのような観点から、できれば家から近いといいなと思い、候補の保育園をピックアップしました。
地図上で候補を選んだら、実際見学の際に想定されるルートで行ってみましょう。
「緑道が多く、通園時気持ちよく歩いて行けそう」など実際にシミュレーションすることでわかることもありますよ。
アクセスにおいては以下のようなポイントをチェックしてみてください。
保育園見学時のチェックポイント:アクセス
・家から近いか
・車が多く通り、事故の危険性がある道か
・ベビーカーや自転車は園に置かせてもらえるか
・ベビーカー通園可能な年齢の制限
保育園見学のポイント②先生、園児の雰囲気
起きている時間の大半を過ごす保育園。
せっかくだったら楽しく過ごして欲しいですよね。
保育園見学では、園児の様子をチェック!
保育園見学時のチェックポイント:園児の様子
・園児は楽しそうに過ごしているか
・食事の時間も楽しそうに食べているか
もちろん赤ちゃんが1日中泣かないというのは不自然ですし、大きくなってもお友達との喧嘩や転んで泣いてしまうことはありますが、子供たちが楽しそうに過ごしているかはチェックです。
コロナ禍以前の話でありますが、ある保育園に見学した際、楽しみであるはずの食事の時間に子供たちがみんなつまらなさそうに会話もなく淡々と食べており、「この保育園の園児たちは楽しく保育園で過ごしているのかな?」と心配になることがありました。
また、先生の様子もポイントです。
先生の園児に対する言葉遣いも含めた接し方を見てみましょう。
保育園見学時のチェックポイント:先生の様子
・笑顔と丁寧な言葉で園児に接しているか
・何か悪いことをした際はしっかり注意しているか
・ちゃんと一人一人の子どもを見ているか
・自分が預けた際に気軽に相談できそうか
ある保育園に見学した際は、先生たちがおしゃべりに夢中で園児をしっかり見ておらず、園児がけがをしそうになったこともありました。
もちろん、一般的には先生の人数より園児の人数のほうが多いので1人1人の園児たちをずっと見ることは難しいと思います。
ただし、「しっかり見てくれそうか?」という部分に関しては、見学の際に確認できればよいかと思います。
また、普段子供について相談や会話をする相手なので、「自分が預けた際に気軽に相談できそうか」という観点もポイント。
先生や園児の様子に関しては「一度見てもわからない…」と思われる方も多いと思います。
複数の保育園を見学すると感覚を掴めてくると思いますので、できれば複数の園に見学に行くことをおすすめします。
保育園見学のポイント③普段の生活
園の教育方針や施設、周囲の環境により、子供たちの生活も変わっていきます。
プロの外部講師による英語やリトミック、体操教室が特定の時間に組み込まれているような保育園もあれば、園庭や屋上があり、体を動かしたり植物を育てるといったことに注力している園など、園によって個性があります。
また、夏祭りやクリスマス会といった行事のある保育園もあれば、ハロウィンやクリスマス会など宗教的なイベントは実施していない保育園もあります。
1日の生活や、行事に対する考え方が家庭方針と近しいか、は確認したほうが良いでしょう。
保育園見学時のポイント:園の教育方針
・普段の保育活動の内容
・イベントや行事の有無、内容
保育園見学のポイント④施設の安全性
好奇心が高い子供たち。
家にいても、一歩間違えると怪我になりそうなことがありますよね。
保育園ではどのような対策がされているか、ぜひ確認しましょう。
保育園見学時のポイント:施設の安全性
・ドアの指挟みの防止対策がされているか
・背の高い棚の転倒対策がされているか
・危険なものは子どもの手の届かないところに置いているか
また、1歳未満での入園を考えている場合は、SIDS(乳幼児突然死症候群)対策についても聞いても良いかもしれません。
保育園見学のポイント⑤食事
ほとんどの保育園での食事は給食だと思うので、チェックしたいのは次の2点です。
保育園見学時のチェックポイント:食事
・給食は保育園内で作られているか、外部で作られているか
・アレルギー対応の給食は可能か
我が家が通っていた保育園の場合、園内で給食を作ってくれる園のため、子供の様子や食べる量も把握してくれていました。
我が子にアレルギーはなかったものの、離乳食の際は頻繁に質問をさせていただき、大変お世話になりました。
保育園見学のポイント⑥持ち物
毎日通うからこそ気になるものが持ち物!
どんな持ち物が必要か聞いてみましょう。
保育園見学時のチェックポイント:毎日の持ち物
・オムツの持参は必要か
・オムツに名前を書く必要はあるか
・使用部みのオムツは持ち帰る必要があるか
・手作りのアイテムは必要か
持ち物は、園によって多種多様です。
オムツひとつをとってもオムツ持参不要な園、紙おむつの袋をそのまま持参すれば良い園、名前付きのオムツを毎回持参する必要がある園など様々!
さらに、オムツに関しては使用済みのおむつの持ち帰りが必須な園もあります。
他にも、お昼寝シーツやエプロンなど手作りアイテムがが必要な園もあるので、見学の際に聞いてみてくださいね。
自分と子どもにとって譲れない保育園のポイントを確認しよう
いかがでしたでしょうか?
ネットで検索すると保育園の選び方のポイントはたくさん出てくるので悩ましいですよね。
すべての条件を満たす保育園に入れるとは限りませんが、自分と子どもにとって譲れないポイントを見学の際に確認できるといいですね。