【ベビーカー】サイベックス(cybex)を選んだ8つの理由&実際に使った3台を徹底比較!(MIOS・Eezy S Twist・Melio)

出産前後の大イベントの一つが、ベビーカー選び。
沢山のメーカーがこだわりの商品を出しているので、自分に合った一台を決めるのに悩んだ方も多いのではないでしょうか?

私自身、子供ができるまでは「ベビーカーなんてどれもそんなに変わらない」と思っていましたが、
実際自分が使うとなると、それまで全く意識していなかったベビーカーの機能やデザインが
気になって仕方なく何度もネットや店舗でリサーチしました。

軽さ or 走行性
デザイン製 or 機能性
国内製 or 海外製
子供の乗り心地はどうか、
折りたたんで自立できるか、
電車の改札を通れるか、
収納力はどうか、
などなど、条件を挙げるとキリがありません。

結論から言うと、ママ(パパ)のこだわりとライフスタイルによって全然異なると思います。

今回は、私が実際に使っているベビーカーと選んだ理由、実際使った感想をご紹介したいと思います。

 


※2020年8月公開の記事を再編集しています。

実際に使ったサイベックス(cybex)ベビーカー3台

私たちのベビーカー選びの条件がこちら。

・平日はベビーカーで徒歩または電車移動、週末は車移動がメイン。
→走行性が良く、コンパクトになるもの。
・子供の快適さにこだわりたい
→ハイシートで通気性が良いもの。
また、夫婦で使うのでデザインにもこだわりたい。

上記を比較検討した結果、私たちが初めてのベビーカーに選んだのは、サイベックスのMIOS
ちょうど2017年の出産前にMIOSがリリースされ機能性やデザインがまさにこれだ!と思い決めました。
それからと言うもの、新作が出てはチェックして、2019年に2人目を出産後のタイミングで、2台目にEEZY S TWIST
そして2020年、新しく登場したMELIO、と3台目に突入!

そんなヒストリーと共に3台のベビーカーを比較しながら紹介したいと思います!



サイベックス (CYBEX)とは?ベビーカー4つのシリーズ

「Safety(安全性)・Design(デザイン)・Function(機能性)に革新をもたらす」

cybexは、優れた安全性・デザイン・機能性を誇るドイツ生まれの育児用品ブランドです。

親が愛着を感じ、本当に楽しんで使えるベビー・子供用品を創りたいと考え、旧来の甘すぎるベビーデザインから切り離れた、全く異なったものを作り、「モダンで革新的な育児用品の象徴」となるまでに成長しました。

安全であるだけでなく、都市のライフスタイルに完全に適応するカーシート、ベビーキャリア、子供用家具、ベビーカーを提供しています。

サイベックス のベビーカー全4シリーズ

1. MIOS(ミオス)

2017年の発売開始から、圧倒的な人気No.1シリーズ。
スタイリッシュな外観と、日本の都市型生活に合わせたコンパクトさで人気を集めています。
ハンドルやフロントバーがレザー製など、ラグジュアリー感のあるデザイン。

2019年にはデザインを一新し、フレームカラーが従来のブラック、クロームに加えてローズゴールドが追加され、ハンドルやバックルのデザインが変更されグレードアップしています。

 

2. PRIUM(プリアム)

サイベックスのベビーカーで最高級ライン。
高級車のようなラグジュアリー感と最高の乗り心地を得られます。

機能性はMIOSと似ていますが、一番の違いは、直径30cmの大きな後輪
砂浜や段差など障害にも対応できます。(メッシュシート無し)
約13kgの重量感と車幅60cmという大型サイズから、欧米で特に人気のデザイン。

 

3. EEZY S(イージーエス)

圧倒的なコンパクトさ&手軽さで人気のシリーズ。
45cmの車幅、7.3kgの軽量型で、三つ折り自立で収納場所も取らず、
セカンドベビーカーや旅行用として最適。(トラベルシステム対応)
2020年には、フロントバーが標準装備になりEEZY S 2EEZY S B2に生まれ変わりました。
リクライニング角度によってEEZY S 2は生後1ヶ月から、EEZU S B2は生後6ヶ月から使用可能です。

同シリーズのEEZY S TWISTは、両対面でフラットになり生後1ヶ月から使用可能です。

 

4. MELIO(メリオ)

2020年に新登場した、軽さと走行性を両立した、
ヨーロッパ発想、日本仕様の両対面高機能ベビーカー。
MIOSのデザインと機能性、EESY Sを超える軽さを両立したシリーズが登場!

カーボン素材で圧倒的な軽さのMELIO CARBON(5.8kg)と、
アルミフレームのMELIO ALUMI(6.2kg)の2種類から選べます。

 

サイベックスの人気ベビーカー「MIOS」「Eezy S Twist」「 Melio」の基本情報

今回比較するのは、こちらの3台のベビーカー「MIOS」(2017)「Eszy S TWIST」(2019)「Melio」(2020)。
2017年のMIOSの発売以降、発売年に入手して使用してきました。

MIOS Eezy S TWIST Melio
対象年齢 1ヶ月~4歳(17kg) 1ヶ月~4歳(17kg) 1ヶ月~3歳頃(15kg)
サイズ <使用時>
幅50×奥行85-111×高98-108cm
< 折畳時>
幅50×奥行33×高75cm
<使用時>
幅45×奥行85×高103cm
<折畳時>
幅45×奥行25×高さ53cm
<使用時>
幅49×奥行82-91×高96-107cm
<折畳時>
幅49×奥行54×高さ69cm
重量 9.8kg 7.3kg メリオ:6.1kg
メリオ カーボン:5.8kg
対面切り替え 背面・対面向き対応 背面・対面向き対応
(360度回転式)
背面・対面向き対応
折り畳み(自立) 背面のみ(自立) 背面のみ(自立) 背面・対面(自立)
タイヤ シングル(15/16cm) シングル シングル(16.5cm)
シートの高さ 50cm 44cm 52cm
リクライニング 4段階 無段階(95° – 175°)  3段階(107°/139°/166°)
メッシュシート あり なし(メッシュ窓) あり
ハンドル調整 3段階 なし 3段階
フロントバー あり 別売り あり
バスケット容量 5kg 5kg 5kg(38リットル)
レインカバー あり あり 別売り
トラベルシステム対応 OK OK OK
価格
(2020年参考価格)
¥85,500~
¥95,000
¥44,000 ¥56,000~
¥63,000
発売年 2017
(2019リニューアル)
2019 2020

 

サイベックス ベビーカーを選んだ8つのポイント

1. 生後1ヶ月から使えるフラットシート

一つ目のこだわりは、フラットシート!
MIOS以外は厳密にはフルフラットではありませんが、子供が快適にお昼寝ができるように、
ゴロンと横たわれるのがポイント。

どれも新生児に対応し、生後1ヶ月から使用できるので、使用期間が長いのも嬉しいポイント。
(cybex Eezy S B2は生後6ヶ月から使用になります。)

2. 両対面でシートの向きを簡単に変えられる

私が次にこだわったのが、背面と対面に切り替えることができる両対面シート!
子供が小さい頃(生後半年後ろまで)は赤ちゃんの様子がみられる対面モードが必須だし、
我が家の場合は大きくなったきた今でも、お昼寝の時や気分によって親の顔が見える対面で乗りたがることがあります。

MIOSとMelioは、シートを取り外して楽々切り替えができます。
Eezy S Twistは、なんとシートを360度回転することができるんです!画期的!!

ただしその分シートの座面が小さめなので、大きなお子さんには少し狭く感じる可能性もあります。

(同シリーズのcybex Eezy S B2は背面のみになります。)

3. 改札も余裕なコンパクトさ

海外製のA型ベビーカーは大型のものが多く、中には改札を通るのに大きな改札やバリアフリーの改札でないと通過できないものも多々あります。
また、電車や人混みの移動、エレベーターなど、大きなベビーカーだと負担に感じることもあると思います。
サイベックスのMIOS以降のデザインは、そんな日本のような都市型生活に考慮してデザインされているので、
横幅はそれぞれ、MIOSは50cm、Eezy Sシリーズは45cm、Melioは49cmと、どんな改札も楽々!
(通常サイズの自動改札の幅:55cm程度、バリアフリーサイズの自動改札:90cm程度)
尚、PRIUMは横幅60cmなので通常の改札を通ることができません。

4. 片手で折りたたんで自立し、簡単に持ち運べる

ベビーカー選びのもう一つの条件が、折りたたみ易さと、折りたたんだ際にコンパクトで自立することでした。
家での収納はもちろん、車への出し入れ、保育園やお店でベビーカーを預ける際など、ベビーカーを折り畳むシチュエーションは1日の中でも意外と多くあります。
赤ちゃんが小さい頃は抱っこしながら片手で折り畳めるかも大事。
また、エレベーターが無い場所でエスカレーターや階段を使用する際には、簡単に持ち運べることも大事になってきます。
収納場所を取らず、スムーズに折りたため、簡単に持ち運べることは、ママにとってとても重要にポイント。

今回紹介している3シリーズは、まずシートをたたんでからハンドルとフレームをたたむ手順(サイベックス独自の「フォールディング・メカニズム」)で、片手で簡単に折りたたむことができ、折りたたんだ後も自立するので、移動や収納の時には大助かります。

こちらはそれぞれシートだけをたたんだ状態。
ここからハンドルのボタンをワンプッシュして片手で簡単にフレームをたたむことができます。
MIOSとMelioはハンドルを奥にたたんでからフレームをたたんで3つ折りに、
Eezy Sシリーズは、フレーム自体が3つ折りにたたむことができます!
(フロントバーを付けた場合は、外してから折りたたみます。)

また、MIOSとMelioは折りたたんだ状態で車輪を使って移動ができ
Eezy Sシリーズは専用のトラベルバッグに収納でき、持ち運びのストレスも軽減!

5. サスペンション付きのシングルタイヤ

ベビーカーの軽さも大事ですが、それ以上に重要視したのは、走行性!
いつも持ち上げて運ぶ訳ではないので、いかにスムーズに動かせるかがママにとっては大事だし、振動が少ないことは押す側はもちろん、赤ちゃんの快適さにとても重要だと思ったからです。

サイベックスのベビーカーは、サスペンション付きのシングルタイヤが特徴の一つ。
カーブや道路の段差を操作するのにシングルタイヤの方が楽に感じたのと、
振動に強いサスペンションが走行時の衝撃をしっかりと吸収し、押し心地が本当にスムーズなんです!
ガタガタのアスファルトや段差でも子供は心地よさそうに眠っていました。

(MIOSとEezy Sシリーズは前後4輪にサスペンション装備、Melioは前輪に衝撃・振動吸収エラストマー、後輪にサスペンションを装備)

6.抜群の通気性のメッシュシート

サイベックスの最大の特徴の一つが、エアスルーメッシュ
蒸し暑い日本の夏、汗かきな子供にとって、通気性はとっても大事。サンキャノピー(屋根部分)にメッシュ素材の覗ける窓が付いているベビーカーはいくつかありますが、サイベックス の大胆なメッシュ使いはあっぱれです!

MIOSとMelioはシートの背面全面がメッシュ素材
Eezy Sはフラットにした際のパネル部分が大きなメッシュウィンドウになります。

秋冬に寒くなって来たら、MIOSやMelioコンフォートインレイや背中からふかふかのフットマフを敷いて快適に過ごすことができます。

詳しい比較は後ほど紹介します。

7. ハイシート

先述の5つの条件を満たした機能性ベビーカーの中でサイベックスがより魅力を感じたポイントが、ハイシート。
一見、見た目にはそんなに変わりないと思われがちですが、実は赤ちゃんの快適さを大きく左右するポイントなんです。

①ホコリ対策
地表に近いほど多いといわれるホコリなどの有害物質、車から出る排気ガスから赤ちゃんを守ることができます。
②暑さ対策
熱も地面や低い位置ほど温度が高くなるので、特に日本の暑い夏、赤ちゃんを地面からなるべく遠ざけてあげることがことで暑さ軽減、熱中症対策になります。
③利便性
腰に負担をかけずに押しやすく、シートが高い分バスケットの荷物の容量もアップします。
赤ちゃんとの距離が縮まるのも嬉しいポイント。

これだけのメリットを考えると、ハイシートにしない理由はないですよね!

8. ママもパパも楽しめるスタイリッシュなデザイン

元々は夫婦でベビーカー探しに出かけた時に、MIOSに一目惚れしたのがきっかけ。
男性が気にいるベビーカーって意外と難しいんですよね。(特にうちの夫はこだわる方なので)

当時は発売したばかりであまり口コミなどの情報が出ていなかったんですが、
自分たちの条件全てにぴったりマッチしたので、迷わずこれにしました。

 

以上、実際に使っている3台に共通する魅力を挙げてみました。
それでは、その違いは何でしょう?
続いては、それぞれの特徴や違いをポイントごとに紹介していきたいと思います!

次ページ:サイベックス ベビーカー比較①重量:「Melio Carbon」は驚きの軽さ5.8kg!



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Remi

written by Remi(代表・編集長)

『LOVETABI Mama』代表・プロデューサー。一男一女の母。


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