1年で最もバラの香りが楽しめる、香りのピークシーズンがやって来ました!
千葉県八千代市にある「京成バラ園」では、11月23日(水・祝)まで「ジョイ・オブ・ローズフルガーデン」が開催中。
1,000種7,000株の秋バラを楽しめるほか、今秋限定で登場した新スポット「ハートの女王の展望台」や「アリスのブランコ」をはじめ、アートフラワーや果物などをあしらったメリーゴーランド、キラキラと輝く光とバラのインスタレーションも体験できます。
今回は、楽天トラベル観光体験の取材で、13歳と7歳の子ども、夫の4人で初訪問♪
新スポットやローズガーデンの見どころ、新作バラ、人気のお土産、スイーツについてもレポートします。
目次
1年で最もバラの香りが楽しめる!秋バラの世界
香りのピークシーズンを迎えた「京成バラ園」。
こちらは、日本にバラ文化を広めたい、世界に誇れるバラを作りたいというコンセプトのもと開園しました。
1999年にはローズガーデンのほか、ローズショップやレストラン、ガーデンセンター、イベントスペースなどを含めた複合施設へとリニューアル。
次いで、2010年には隣接地に石窯ベーカリーもオープンしました。
世界のバラコンクールでも多数受賞している美しいバラの世界を堪能できるだけでなく、充実した施設へと変化を遂げています。
整形式庭園
まずは、メインエリアの整形式庭園に足を運びましょう。
春には1,600種10,000株、秋には1,000種7,000株が見ごろを迎えます。
整形式庭園とは、広大な庭園空間の軸線に対してシンメトリー、直線、円など幾何学的な模様を基調とした様式のひとつ。
フランスの庭園に来たような気分で、様々な色彩や個性あふれるバラの造形を、香りと一緒にじっくり鑑賞してみてください。
エデンの泉
そのまま中央付近まで歩くと、エデンの泉と呼ばれる噴水が見えて来ます。
こちらでは、春と秋のバラシーズン中、期間限定で噴水にバラを浮かべる「フローティングフラワー」イベントが行われます。※今期は終了
泉を囲むようにベンチが並んでいるので、噴水を見ながらゆったりとした時間を過ごすことができますよ。
ローズガゼボ
庭園の1番奥には、ブライダルデザイナー桂由美さんプロデュースのローズガゼボが建っています。
アートフラワーの装飾とあいまって、とってもロマンチックな雰囲気ですね。
記念写真を撮るならイチオシの場所です!
自然風庭園
続いて、ローズガゼボを右手に進むと、緑豊かな自然風庭園へ。
こちらには、スイレンの咲く池や、6月にはあじさいなど、四季を感じられる癒しの空間が広がります。
「京成バラ園」でこの秋限定のアクティビティが登場!
11月23日(水・祝)まで開催中の「ジョイ・オブ・ローズフルガーデン」では、新しくこの秋限定のアクティビティが2つ登場しました。
「秘密のバラはまだ見つからないのかい?」女王さまの命令で、家来たちは高台のそのまた上に「ハートの女王の展望台」を建てました。それでもバラは見つかりません。そこで白うさぎは手伝ってくれるゲストが楽しめるように花のブランコを作りました。もちろん女王さまには内緒です。さぁ、秘密のバラはいったいどこに?
ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」をモチーフにしたイラストが施され、バラの世界観とマッチしています。
ハートの女王展望台
さっそく、ハートの女王の展望台へ行ってみましょう。
高台から、さらに3m高い位置まで階段でのぼります。
階段周りにはネットが張ってあり、安全面も考慮されていました。
展望台に上がれる人数制限が設けられているため、混雑時には下に待機列も。
スタッフの誘導に従って体験しましょう。
こちらが展望台から見える景色です。
ローズガーデンが一望できて気持ちが良いですね。
アリスのブランコ
展望台の下で、かわいらしいお花のブランコを発見!
こちらは、アリスのブランコです。
1人乗りタイプですが、耐荷重200㎏ですので、大人の方でも大丈夫。
常時スタッフの方がいらっしゃるので、カメラを預けて記念写真も可能でした。
夕方は西日の強い光が入ってしまうので、それ以外の時間帯に撮影するのがベターです。
また、とくに1人何枚まで撮影可などのしばりはないので、1人1人の撮影に時間がかかります。
土日祝日は、時間によって長蛇の列になってしまいそう。
空いていそうなタイミングを見計らって並ぶと良いでしょう。
再び登場!大温室のアクティビティ
今年の春に登場し、好評を博したアクティビティが秋にも登場です。
大温室の手前と奥にて、熱帯植物との共演が再び実現しました。
メリーゴーランド ブリリアントツリー
大温室の手前にあるのは、メリーゴーランドブリリアントツリー。
たくさんのアートフラワーや、バラ科のフルーツのリンゴや桃などがデコレーションされています。
シャボン玉が飛び出すバブルガンを操りながら、回転する漆黒の木馬に乗ってメルヘンな世界へ♪
こんな特別なメリーゴーランドは見たことがないです!
ぜひ記念に体験したいですね。
メリーゴーランドブリリアントツリー
乗車料金:700円(1名)
定 員:3名
開 催 日:土日祝日
営業時間:11:00〜15:00
チケット受付:大温室前の特設カフェカウンター
光とバラのインスタレーション
大温室の奥にあるのが、あかりのアート展を開催する「日本のあかり博」とアート集団「ミラーボーラ―」がコラボした、光とバラのインスタレーション。
直径6mのドームの中には、大きなバラのオブジェとミラーボールが。
陽の光が差し込み、反射してとっても幻想的な空間です。
まるで万華鏡の中に入ったかのような不思議な体験ができますよ。
「ローズヌーボー2022」新作の9品種
「ローズヌーボー」って何だろう?と調べたところ、秋は新作バラのデビューシーズンなのだそう!
「京成バラ園」では、ワインの「ボジョレーヌーボー」ならぬ、バラの「ローズヌーボー」と名付けました。
今年2022年のローズヌーボーは、「スマイルハニーローズ / くまのプーさん」「マティアスクラウディウスローズ」「恋こがれ」「アークティックブルー」「ライムライトグランディローサ」「ベビーアイスバーグ」「ジョリーメロディー」「シーユーインピンク」「スターリースカイ」の9品種。
こちらの鮮やかな黄色いバラが、今年注目の「スマイルハニーローズ / くまのプーさん」です。
かわいい名前の通り、プーさんが食べているハチミツを連想させるビタミンカラーで元気が出ますね。
「京成バラ園」のアクセスやお得なチケットについて
「京成バラ園」のチケット情報については、こちらです。
「京成バラ園」当日チケット
■5月・ 6月 / 大人 1,500円 障がいをお持ちの方 1,200円
■10月・11月 / 大人1,200円 障がいをお持ちの方 900円
■ その他の月 / 大人500円 障がいをお持ちの方 500円
※中学生以下は無料(大人1名につき中学生以下の子ども5名まで入園可能)
中学生以下は入園無料というのは嬉しいですね。
このほか、100円引きになるスマホ前売りチケットや、コンビニで事前購入できる紙チケット、新京成線・松戸新京成バス・船橋新京成バスで買える200円引きチケット、公共交通往復切符と入園券がセットになった「京成ローズきっぷ」というお得なチケットもあります。
アクセスや駐車場について
アクセスについては、東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」より徒歩15分。
路線バスも出ています。
お車の場合は、東関東自動車道「千葉北IC」より約9kmです。
駐車場は有料で700台のスペースがありますが、バラの開花時期には周辺の道路が混雑することが予想されます。
公共交通機関での来訪がおすすめです。
ガーデンセンター
ステキなバラを見たあとは、自宅でもバラを育ててみたい!
そんな願いもこちらのガーデンセンターで叶います。
ローズガーデンで鑑賞したバラの多くは、ガーデンセンターで購入することができるのです。
来たる、11月18日(金)~27日(日)の10日間は年に一度の感謝セールが開催されます。
バラをはじめ、草花、ガーデニング用品など、お得に購入できるチャンスです。
お見逃しなく!
ショップインフォメーション
「京成バラ園」には、ローズガーデンのほか、自家農園で栽培したハーブや野菜を使ったメニューがいただける「レストラン・ラ・ローズ」や、バラを見ながら休憩できるカフェ「パティオ」、ローズグッズがそろう「ローズショップ」、焼き立てパンが人気の「石窯ベーカリーサンブレッタ」が併設されています。
こちらでおすすめなのが、パティオでテイクアウトできる「バラのソフトクリーム」(400円)。
ピンク色でほんのりバラの香りを楽しめる、さっぱりとした味わいです。
また、ローズショップで販売されているお土産で1番人気なのが、「ローズヒップみるく」(450円)です。
千葉県産の牛乳を使用したミルク味とバラが香るフルーティーなローズヒップ味が層になっていて、甘酸っぱいキャンディです。
ほかにも、バラデザインのミニタオルや、バラの紅茶、バラの香りのハンドクリームなど、バラ尽くしのグッズがそろいます。
ジョイ・オブ・ローズフルガーデンは11月23日(水・祝)まで!
「京成バラ園」はいかがでしたか。
たくさんの美しいバラを観られるのはもちろん、「不思議の国のアリス」にちなんだ展望台やお花のブランコなど、新しい楽しみ方もできました。
秋のバラは春のバラに比べ、香りが高いのが特徴です。
色とりどりの華やかなバラを見ながら、香りでリフレッシュ。
ぜひ顔を近づけて、お気に入りのバラを見つけてみてください。
京成バラ園
住 所:千葉県八千代市大和田新田755
電話番号:ローズガーデン 047‐459‐0106 / ガーデンセンター 047‐459‐3347
アクセス:東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅より徒歩15分、東関東自動車道「千葉北IC」より約9km
営業時間:9:00〜17:00(入園は閉園の30分前まで)
休館日:4月 / 5月 / 10月 / 11月 無休 ※その他の月はHPを参照
会 期:「ジョイ・オブ・ローズフルガーデン」は11月23日(水・祝)まで
駐車場:700台(有料)
※公開日時の情報です。お出かけの際は公式サイトにて最新情報をご確認ください。
取材協力:楽天トラベル観光体験