日本でも最大級の源泉数・湧出量を誇る人気の温泉都市・別府温泉に2019年オープンした、IHGホテルズ&リゾートのラグジュアリーホテル『ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ』(以下、「インターコンチネンタル別府」)。
歴史ある洗練されたインターコンチネンタルホテルと別府温泉や別府の地元文化が融合した雄一無二のスパリゾートホテルです。
洗練されたラグジュアリー空間ですがプールやキッズアクティビティもあり、子連れでも心地よく温泉リゾートを満喫することができました。
子どもも喜んだスパリゾートホテル「インターコンチネンタル別府」で、7歳と9歳の子どもとともに初夏のバケーションを楽しんできたので紹介します。
目次
子どもも楽しめるリゾートホテル「インターコンチネンタル別府」とは
「インターコンチネンタル別府」は別府温泉郷の1つ鉄輪温泉にあり、温泉や地元文化・食材を楽しむことができるスパリゾートホテル。
高台に位置し、ホテルからは別府湾や市街地・扇山などの山々を見渡すことができる絶景のホテルです。
温泉や食事のほか、子どもも利用できるプールにキッズアクティビティ、洗練された和と地元文化を感じる客室、すばらしいホスピタリティなど、子連れでも居心地の良いホテルステイを体験することができます。
「インターコンチネンタル別府」へのアクセス
「インターコンチネンタル別府」へは、大分空港からは車で約50分、電車利用の場合は別府駅からタクシーで約20分です。
別府駅からはシャトルバスのサービスもありますが、現在は宿泊者限定でリクエストベース対応。
シャトルバスを利用する場合は、事前に連絡しましょう。
シャトルサービスリクエストの問い合わせ
TEL:0977-66-1000
また、公式サイトからパノラマ2ベッドルームスイートかパノラマ1ベッドルームスイートのお部屋を予約すると、専用車にて大分空港までの往復送迎が特典として付きます。
こちらの送迎も事前の予約が必要なので、7日前までにホテルへ連絡しましょう。
私たちは空港からレンタカーで直接ホテルのエントランスへ。
エントランスに着いたらパーキングへの駐車はスタッフの方が対応してくれます。
バレーサービスや駐車料金はかかりませんでした。
アートと絶景が迎えてくれるロビー
エントランスからロビーへ入ると、そこは別空間♡
高い天井と大きい窓からの景色、水の流れる音、アートを感じるロビーに心踊ります。
ロビーからの景色は、別府湾と市街地を見渡すことができる絶景!
チェックインはソファに座って手続きを行います。
こちらはカナダ人アーティストが作成したもので、表面の木の感触が心地よく触れたくなるテーブルです。
上を見上げれば、素晴らしい竹細工のアート作品。
別府の伝統工芸といえば竹細工。
こちらの竹細工のアート作品は、1年かけて作成されたものです。
チェックイン時に振る舞われるウェルカムドリンクは、TWGのホテルオリジナルブレンドティー。
アイスティーの中の竹串に刺さっているのはザボンです。
ザボンが冷たくて甘くて美味しい!
クラブラウンジアクセス付客室に泊まる場合は、チェックインはクラブラウンジにて行います。
別府湾と市街地の絶景を望む「インターコンチネンタル別府」の客室
「インターコンチネンタル別府」には、クラシックルームからクラブラウンジアクセス付のクラブインターコンチネンタルルーム、スイートルームまでさまざまな客室タイプがあります。
オススメは、別府湾や市街地を見渡せるシティビューのお部屋。
せっかく高台に位置しているホテルなので、絶景をのぞむお部屋に泊まりたいですね。
私たちが泊まった客室は、クラシックツイン シティビュートップフロアとジュニアスイート。
こちらのお部屋について紹介します。
クラシックツイン シティビュートップフロア
絶景をのぞむシティービューの客室。
その中でも、4階に位置するトップフロアからの景色は娘たちも「わぁ〜!」と歓声が上がるほどの絶景です!
窓が大きいので、お部屋の中からでも景色を楽しむことができます。
広い16㎡あるテラスには居心地の良いソファ&テーブルも。
客室内も52㎡と、とても広々しています。
ベッドはツインで、ベッド1台につき12歳以下の子どもの添い寝が可能。
エキストラベッドが必要な場合は、1泊につき¥12,000かかります。
キングベッド希望の場合は、キングのお部屋もありますよ。
ベッドルームとウェットエリアの間にはステキな組子細工で仕切られていて、和の演出にとても癒されます。
組子細工の後ろ側にブラインドもあるので、明かりを遮断することも可能。
ラウンド型のソファは、客室内で寛ぐスペースとしても最適です。
温泉卵の殻をイメージした表面で細部にも地元文化の「温泉」を取り入れている演出に、ホテル側のお客様に楽しんでもらおうという思いが伝わってきます。
ミニバーコーナーには、グラスや可愛い茶器などが用意されています。
無料のものは、ペットボトルのお水とコーヒー・紅茶。
コーヒーはネスプレッソ、紅茶はTWGです。
下の扉を開けると冷蔵庫で、こちらの中のものは有料。
こちらは荷物置き場。
レストランやバー以外で利用できる下駄も、家族4人分用意してあります。
家族で可愛いお揃いの下駄を履くのも気分が上がりますね♪
クローゼットの中には、バスローブやアイロン・体重計に傘、大浴場へ行くさいに便利なカゴなど。
引き出しの中は、一番上がセーフティボックスです。
そして、その下には浴衣。
ちゃんと、添い寝の子ども分も用意してくださいました。
浴衣の柄にも地元文化を取り入れており、湯けむりや竹細工・ご当地グルメのとり天を連想させる鳥の足のような模様が描かれています。
一番下の引き出しの中には、スリッパとランドリー。
スリッパはふかふかのもので、とても履き心地がよかったです。
「インターコンチネンタル別府」のウェットエリアは通常客室でもとても広く、アメニティの充実さ・洗い場付きのお風呂など、子連れにもとても快適な空間♡
正面に大きな姿見を配置しているので、さらに広く感じます。
そして洗面台は、ダブルシンクで長く広々としているので、物を置いてもゴチャゴチャ感がなくスッキリと使用できます。
シンク下にはタオルや椅子があり、椅子があるのはとても便利!
ここでお化粧したり、ママも快適に利用できます。
木箱の中にはアメニティ。
アメニティボックスの中には、歯ブラシ・ボディタオル・シェーバー&シェービングクリーム、「With compliments」のボックスの中には、コーム・コットン・綿棒・ビニール袋が入っています。
それから、可愛い子ども用の歯ブラシとボディスポンジも♡
洗面台にはハンドタオルやコップのほかに、無料のお水のペットボトルも準備されています。
洗い場付きのお風呂。
段差がありますので、利用する際はお子さまの足元に気をつけましょう。
シャンプー類はコンテンポラリー・ラグジュアリーブランドのBYREDO(バイレード)のバルダフリック。
甘い香りに癒されます。
そして、バスソルト。
3種類ものバスソルトが用意されています。
白檀・桜・竹の3つの香りを楽しむことができ、バスタイムが楽しくなりますね♪
温泉大浴場もあるため、お部屋で利用しない場合は是非持ち帰りを。
子ども用アメニティ
子ども用のアメニティは、浴衣・下駄・スリッパ・歯ブラシ・ボディスポンジです。
浴衣のサイズは最初はLサイズを用意してくださったのですが、少し次女には大きめだったのでMサイズに変更してもらいました。
長女も歩きやすいようにMサイズに変更。
約125cmの長女、約115cmの次女が子ども用Mサイズを着ると、丈感はこんな感じです。
テラスと合わせて68㎡の広さのあるシティビュートップフロア。
広くて快適なベッドルームにウェットエリア、お部屋からの絶景に充実した客室設備やアメニティで、子連れでも居心地の良い滞在となりました。
ジュニアスイート
テラスも入れて102㎡(客室85㎡、テラス17㎡)もあるジュニアスイート。
テラスには温泉露天風呂があり、子連れでもいつでも気軽に温泉に入ることができます。
またコーナーのお部屋なので、明るく開放感があります。
お部屋のコーナーにテレビとラウンド型のソファ。
コーナーでとっても明るく、テラス越しの山々のグリーン、テレビ側には別府湾が見えます。
2人がけのダイニングエリア
大きいミニバーコーナー。
クラシックルームのミニバーより大きく、グラスの数も多いです。
ほかは同じ内容なので、「シティビュートップフロア」のミニバーを参考にしてください。
テラスのソファ。
テラスにある温泉露天風呂。
温泉露天風呂の湯船はとても大きいので、家族4人でも入ることができます。
ただ湯船が大きい分、お湯張りに時間がかかりますので、余裕を持ってお湯張りしましょう。
テラスとウェットエリアは離れていますが、近くにバスマットとバスタオルが準備されています。
「インターコンチネンタル別府」のドアの鍵は高い位置に設置してあるため、露天風呂に入っているあいだに、子どもに閉め出される心配もありません(笑)。
ベッドールームはリビングの隣にあり、こちらの扉も組子細工。
ベッドサイズは140cm幅と、クラシックルームのベッドより少し広めのベッドが2台。
添い寝するにも十分な広さでした。
ベッドルームの後ろ側がウェットエリアで、ウェットエリアとの間にも組子細工。
通常客室同様、組子細工は開けることもできるしブラインドで明かりを遮断することができます。
また、ベッドルームの両サイドからウェットエリアへ行くことができ、移動も便利。
広くてベッドルームとウォークインクローゼットに通じているウェットエリア。
アメニティはクラシックルームとほとんど同じです。
バスルームは、バスタブとシャワーブースが別タイプ。
クラシックルームと違うアメニティは、スイートルームにはハーンのアメニティもあること。
ハーンのバスソルトにシャンプー類が用意されていました。
また、洗面台の石鹸もハーンです。
ウェットエリアの隣にあるのが、広いウォークスルーのクローゼット。
ハンガーラックも3箇所あり、収納力も存分にあります。
長期滞在される方には、嬉しい広さ。
また、クローゼットの奥の壁は大きな鏡になっているため、余計に広く感じます。
浴衣や下駄・スリッパなどの客室備品はクラシックルームと同じなので、「シティビュートップフロア」の項目を参考にしてください。
ジュニアスイートの価格は10万円台前半〜とリーズナブルではありませんが、贅沢なつくりと広さ・クラブラウンジの利用などを考えるとラグジュアリーホテルの中では良心的な価格です。
記念日などの特別なホテルステイに利用したいお部屋です。
ホスピタリティが心地よい「インターコンチネンタル別府」のクラブラウンジ
スイートルームやクラブインターコンチネンタルルームに泊まると、クラブラウンジを利用できます。
チェックイン&チェックアウトはこちらのラウンジで行い、アフタヌーンティーやイブニングカクテルなどワンランク上のサービスを受けることができます。
ラウンジ内はとてもゆったりとした雰囲気。
2名席が多く、ソファ席は1つのみです。
週末のアフタヌーンティータイムを楽しむ家族もちらほら。
4名で座れる席が少ないため、2名席をつなげて席を用意してくださいました。
子どもと一緒にアフタヌーンティー
14:00〜16:00はアフタヌーンティータイム。
子どもの分も含め、4名分のアフタヌーンティーを用意してくれました。
子どもが食べやすいものも多く、家族で美味しくいただきました。
スイカとチーズのブレッドは新鮮な組み合わせですが、スイカの甘さと食感、チーズのクリーミーさが合っていて美味しかったです。
アフタヌーンティー
セイボリー
・お好み焼き海老のトルティーヤラップ
・黒糖ローストポークのバインミー
・スイカとフェタチーズの竹炭プルマンブレッド
スイーツ
・レモンチョコムースとはちみつゼリー
・青じぞと青りんごのフリュイ
・マンゴームース
・アプリコットマカロン
・マロンチョコレートボンボン
・潮バニラスコーン
・レモンスコーン
アフタヌーンティータイムのドリンクは、アルコールも用意されています。
その他にはジュースやコーヒー・紅茶など、種類豊富なドリンクがあり嬉しい!
アフタヌーンティータイムのドリンク
・TWGティー(ロイヤルダージリン、イングリッシュブレックファースト、アールグレイ、エンペラー・センチャ、ウーロン・プレスティージュ、モロッカン・ミント、カモミール、バニラ・バーボン、レッドジャスミン)
・コーヒー(ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテ、アイスカフェラテ、カプチーノ、フラットホワイト、エスプレッソ、カフェマキアート、デカフェコーヒー、ホットチョコレート)
・ジュース(オレンジ、グレープフルーツ、トマト、アップル、クランベリー)
・ソフトドリンク(カボスジュース、コカ・コーラ、コカ・コーラ・ゼロ、ジンジャーエール、トニックウォーター、ウーロン茶)
・アルコール(アサヒ、ハイネケン、ベルスタープロセッコD.O.C.)
紅茶とコーヒーの種類の多さに驚きです。
フラットホワイトまで用意してあるのは、初めて見ました。
大人だけの空間♡カクテルタイム
17:00〜はイブニングカクテル。
カウンターには、たくさんのアルコールが並びます。
ただ、12歳以下は17:00以降はラウンジを利用することができません。
ですが、子連れファミリーにはイブニングカクテルのカナッペと希望のドリンクをお部屋へ持ってきてくれます。
お部屋でゆっくり過ごしたいファミリーには嬉しいサービスですね!
でも私たちは、17:00〜子どもはアクティビティの予約を入れていたので、子どもがキッズアクティビティ参加中に大人だけでイブニングカクテルを楽しみました♪
私はアルコールが苦手なため、モクテルをオーダー。
アフタヌーンティー時に私がオレンジジュースとジンジャーエールを飲んでいたのをスタッフの方が覚えていて、この2つをベースにしたモクテルを作ってくれました。
素晴らしいホスピタリティーに感動!
私好みの美味しいモクテルでした。
カナッペは、コールドカナッペとホットカナッペ。
どれも美味しく、モクテルを楽しみながら美味しくいただきました。
主人はアルコールが好きなので、シャンパンとオリジナルカクテルのカボスダイキリをオーダー。
イブニングカクテルのドリンクも赤・白ワインやカクテルにビールなど、豊富にあります。
こちらは、子ども用のイブニングカクテルメニュー。
子どもが好きなものばかりで、完食です!
希望の時間にお部屋へ持ってきてくれ、子どもたちも周りを気にすることなくゆっくりといただきました。
イブニングカクテルは「ディナー前の軽食」ですが、炭水化物などのお腹にたまるものはないものの、十分な内容です。
14時〜アフタヌーンティー、17時〜のイブニングカクテルと食べて飲んで過ごしていると、イブニングカクテル後のコースディナーやセミビュッフェは多いかもしれません。
様子を見て、アラカルトやインルームなどをオーダーするのもいいですよ。
クラブラウンジ
11:00〜19:00
(17:00以降は12歳以下の子どもの利用は不可)
添い寝の小学生のクラブラウンジ利用料金は¥8,000/1名1泊
※状況により、提供場所・時間が変更となる場合があります。
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