三世代三重旅、伊勢に続いて訪れたのは、世界遺産の町、三重県熊野。
海や山の大自然に恵まれ、古来の歴史の舞台となった熊野は、
世界遺産や日本百景に選ばれたスポットが沢山!
伊勢からのアクセスは車で南へ約1時間半、またはJRで熊野市駅まで約2時間半。
(画像:鬼ケ城HPより)
今回は子連れということで、車で回れる世界遺産めぐりをご紹介します。
半日のドライブで花の窟神社、獅子岩、鬼ケ城を訪れました!
『日本書紀』の舞台!日本最古の神社「花の窟神社」
花の窟(はなのいわや)神社
熊野古道とともに世界遺産に登録されている花の窟。
日本最初の歴史書である『日本書紀』で「国産みの舞台」として登場し、
かの有名な「伊弉冉尊(イザナミノミコト)」が祀られているといわれる神社なのです!
緑に囲まれた神聖な雰囲気の参道を進むと、
左手に赤い鳥居が並び、奥に稲荷神社と龍神神社が祀られています。
手水舎の隣にある綺麗な丸型の岩は、球技のご利益があるとも言われ、
スポーツ関係者もよく訪れるのだとか!
そして目の前に現れる鳥居の先には大きな白い岩。
ここが、日本最古と言われる神社です。
社殿はなく、高さ約45mの巨岩をそのまま御神体としています。
年に2度、2月と10月にこの御神体から境内南隅の松の御神木に
約170メートルの大綱をわたす「御綱掛け神事」が行われます。
巨岩の麓にある大きな窪みがある岩陰が伊弉冉尊(イザナミノミコト)の葬地として拝所が設けられています。
神々の母である伊弉冉尊は、火の神(カグツチノカミ)を生むときに
やけどして死に、紀伊の国熊野の有馬村に葬られたと言われています。
向かいの巨岩はカグツチノカミの墓所とされており、
花の窟の名前の由来は、「花を供えて祀った岩屋」だそう。
まさに、日本人のルーツといえる場所である花の窟は
古来からの聖地として全国から多くの参拝者が訪れる神社です。
熊野に訪れる際には是非立ち寄ってみてください。
【世界遺産】花の窟神社
花の窟を参拝したあとは、隣接する茶屋でほっとひと休憩。
お綱茶屋(おつなちゃや)
花の窟にちなんだ商品の販売や食の提供を行う他、花の窟の歴史・由緒を伝えるための資料館など
ここならではの体験ができるスポットです。
ここで是非トライして欲しいのがこちらのみたらし団子!
もっちり食感の焼きたてのみたらし団子♡
こちらが何が特別かと言うと、地域特産品である古代米(イザナミ米)を使用したものなんです。
イザナミ米はイネの原種の特徴を受け継ぐ黒い色をしたもち米。
白米と混ぜて炊く事で褐色のもちっとした食感にできあがります。
みたらし団子の他にも、イザナミ米を使用したお餅にうどん、おにぎりは
ここお綱茶屋でしか食べられない名物。
可愛いパッケージのイザナミ米はお土産にもぴったりです。
お綱茶屋
住所:熊野市有馬町137
TEL :0597-88-1011
営業時間:10:00~17:00(年中無休)
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