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器と料理のマリアージュを楽しむ「界 加賀」の特別会席
夕食は、2階の食事どころ「銀庵」でいただきます。
半個室のようになっているので、家族や友人とゆっくりとした食事時間を過ごせます。
1歳の友人の子どもにはバー付き、4歳の息子には少し低めのバーなしと、年齢に合ったキッズチェアもご用意いただけました。
夕食の時間は17:30と19:30の2部制で、子どもたちの寝る時間を考え、17:30の回を選びました。
季節の食材をふんだんに使用した特別会席は、何よりも器と料理のマリアージュが絶妙!
「界 加賀」ゆかりの美食家・北大路魯山人にならい器にはとてもこだわっているそう。
料理に合わせた器は、ここ「界 加賀」オリジナルのものも多く含まれているそうです。
今回は、春夏秋の特別会席をいただきました。
春夏秋の特別会席
先付け
昆布茶で〆られた堅豆腐。
加賀野菜の金時草味噌をつけていただきます。
一緒にいたただく甘エビは麹に漬けられていて、柔らかく甘い口当たり。
煮物椀
和菓子の桜餅のような見た目と桜の味わいが絶妙な、“甘くない”桜餅。
春を感じる風味です。
宝楽盛り
夕食の主役とも言える「宝楽盛り」。
華やかな九谷焼の器と、煌びやかに盛り付けられた八寸、お造り、そして酢の物。
北陸の海の幸を堪能でき、見た目にも美しいお料理です。
揚げ物
白魚や甘鯛、そして季節の野菜が揚げたての天ぷらに。
香りの良い抹茶塩と一緒にいただきます。
蓋物
金目鯛と湯葉の翡翠蒸しをいただきました。
金目鯛はふっくらと、そしてムース状になっている枝豆の風味がとてもおいしかったです。
台の物
春夏秋の特別会席でいただくのは、身が引き締まったアワビのわかめ包み蒸し。
コリっとしたアワビならではの食感を楽しみながら、アワビを包んでいるわかめも一緒にいただきます。
食事
春夏秋の特別会席では、のどぐろの土鍋ご飯をいただきます。
白身ながら脂が乗っていて、ご飯と一緒にふっくら炊き上がったのどぐろは絶品でした。
甘味
最後には、「界 加賀」特製の五郎島金時を使用したデザートを。
優しい甘さのデザートは、お腹がいっぱいになっても別腹でいただけるおいしさ。
特別会席は、季節の食材にこだわり、素材の味を生かした繊細なお料理ばかり。
こだわりの器とのマリアージュを堪能しながらいただく、「界 加賀」ならではの幸せな夕食です。
豪華なのに身体に優しい!お子様向け和食膳
4歳の息子には、6歳以下の未就学児対象のお子様向け和食膳をご用意いただきました。
お品書きがとてもかわいく、平仮名が振ってあって子どもでも読めるように!
身体に良いと言われている「まごわやさしい」の食材が料理に隠れていて、その食材を食べるとシールをめくれるという、子どもが楽しく食べられるような工夫がされていたのが印象的でした。
豆、ごま、わかめ、野菜、魚など栄養バランスの整った食材が使われていて、息子もとてもおいしく、楽しく食べられました。
また、友人の1歳の子どもには、お味噌汁、ご飯のサービス。
離乳食は、器を貸していただけて、自身で入れ替えると温めてもらえます。
子どもの心を捕えるキッズメニューに、離乳食期の赤ちゃんでも安心のサービスが揃っています。
「界 加賀」のご当地楽!勇壮な加賀獅子舞
「界 加賀」では、ご当地楽として毎晩21:30から伝統芸能の加賀獅子舞の演舞を観ることができます。
加賀獅子舞は金沢市の無形民俗文化財にも指定されている伝統芸能。
石川県出身でありながら、加賀獅子舞を観るのは初めてだったのですが、その迫力に圧倒!
しかも、演じているのは「界 加賀」のスタッフの方です。
地元の工芸作家や民俗芸能チームの協力を得て独自にアレンジし、振り付け・衣装・音楽も全てオリジナルで制作して上演しているとのこと。
お話を伺ったところ、男性女性関係なく、先輩から受け継がれたこの舞を一生懸命練習して演じているそうです。
一度見たら忘れられないインパクトのある獅子頭の舞う様子は必見!
上演時間には息子はもう寝てしまっていたので今回は見せることができなかったのですが、子どもにも伝統芸能を肌で感じてもらえる素晴らしい機会です。
加賀獅子舞
開催時間:21:30 ~
開催場所:トラベルライブラリー
ご当地お膳・いしる鍋をいただく「界 加賀」の朝食
ご当地お膳・いしる鍋
翌朝は8時から朝食をいただきました。
「界 加賀」では、ご当地御膳として石川県伝統の魚醤・いしるを使ったいしる鍋をいただきます。
いしる出汁に魚介類とお野菜を入れて煮込んだいしる鍋。
ピリッとした柚子胡椒と一緒にいただきました。
そのほか、厚焼きたまご、焼き魚など朝から栄養バランスの整った食事を堪能し、「界 加賀」ならではの朝から豪華な朝食に癒されます。
子ども用朝ごはん
息子にご用意いただいた朝ごはんは、和食御膳。
前日の夕食に引き続き、栄養バランスが考えられたとても豪華な朝食でした。
納豆、卵焼き、焼き魚、おひたしと子どもも食べやすいメニューが並びます。
息子はよほどおいしかったのかペロリと完食。
朝から大満足な時間を過ごせました。
夏季限定開催中!「界 加賀」の水引灯や夏のおもてなし
(出典:界 加賀)
「界 加賀」では、6月1日から8月31日までの期間限定で夏ならではのおもてなしが行われています。
特におすすめなのが、茶庭テラスに飾られる、加賀水引で作られた水引灯。
(出典:界 加賀)
伝統的な「あわじ結び」の合間からこぼれる色とりどりの灯が夏の夜をあでやかに彩ります。
茶庭テラスで水引灯を眺めながらの夕涼みなんてとても素敵ではないでしょうか?
その他、「至福の湯上がりビール」や、ご当地かき氷「加賀棒茶かき氷」も登場。
(出典:界 加賀)
(出典:界 加賀)
夏のおもてなしで「界 加賀」での滞在をさらに楽しめそうです。
「界 加賀」で伝統に触れる癒しの時間を
石川県の伝統芸能、伝統文化、そして伝統工芸品などに触れ、その魅力を再発見できる「界 加賀」。
客室でも温泉でも、そして食事の時間でも常に文化がそこにあり、伝統が息づいていることを感じながら滞在を楽しめます。
また、特筆すべきはスタッフの方々のホスピタリティの高さ。
どんな瞬間も真心をもって接してくださるので、とても心地よい時間を過ごせます。
印象的だったのは、常に子どもたちのことを「○○君」と名前で呼んでくれたこと。
子どもも一緒に大切にしていただいているという気持ちになり、とても嬉しくなりました。
伝統とモダンの融合する「界 加賀」で、文化と美食、そして温泉を楽しみ、ママにとっても癒しのひとときを過ごしてみてはいかがですか?
界 加賀
住所:石川県加賀市山代温泉18-47
TEL:0570-073-011(界予約センター)
アクセス:【電車】JR加賀温泉駅より車で10分 / 【車】北陸自動車道 加賀ICより約15分
料金:1泊31,000円〜(2名1室利用時1名あたり、サービス料込み・税込、夕朝食付き)
取材協力:界 加賀
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