6歳と9歳の子連れドバイ。
2つ目に宿泊したホテルは、人工衛星からでも確認することができるヤシの木の形をした人工島「パーム・ジュメイラ」の先端にそびえ建つホテル、『アトランティス・ザ・パーム(Atlantis, The Palm Hotel Dubai)』(以下、「アトランティス」)。
(出典:Booking.com)
著名人が水槽と一体型となった客室に宿泊したり、旅番組のドバイ特集となるとよく出てくるホテルだけに、子連れには不向きな高級なイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
実はファミリーにぴったりなリゾート型ホテルなんです。
ホテル内にはビーチやプールがあるだけでなく、
ドバイで一番大きな水族館「ロストチェンバー・アクアリアム」が併設されて、
隣には中東最大のウォーターパーク、「アクアベンチャー・ウォーターパーク」があり、
嬉しいのは、これらが宿泊者であれば無料で利用できるところ!!
おまけに疲れたらすぐにお部屋に戻ることができるので、子どもを体力の限界まで遊ばせてあげることだってできます。
今回はクラブフロアに宿泊し、ラウンジを利用したり、空港送迎を無料でしてもらえるワンランク上のホテルステイを楽しんできたのでレポートしていきます。
ドバイで宿泊した1つ目のホテルの記事はこちら。
目次
①アラビアと海をモチーフにした「アトランティス」の広々とした客室
リビング&ベッドスペースはシンプルながら、広々としています。
また、海の中を思わせるブルーをベースとしたインテリアがおしゃれです。
お部屋内には大きなクローゼットと、テレビの下の引き出しが用意されています。
バスルーム内には、広くスペースがとられた洗面台、トイレ、シャワールームが配置されています。
バスルームのデザインも洗練されていて、スライド式の扉を開けるとベッドルーム越しに海を望むことができます。
これには子どもたちも大興奮です。
シャワールームのシャワーは固定式のものと、可動式の物が2種類用意されているので、お顔にお水がかかるのが怖いお子さんでも安心してシャワーを浴びることができます。
アメニティはオリジナルブランドが用意されています。
プール側と反対のロビー側のお部屋の場合は、ペルシャ湾に沈む夕日をお部屋から眺めることができます。
夕日の時間になると海岸線に車があつまっていたので、夕日鑑賞スポットになっているようです。
②「アトランティス」の種類豊富なビュッフェ朝食
宿泊者数の多いホテルだけあって、ビュッフェレストラン「Saffron」は大変大きいものとなっています。
たくさんのお料理のカウンターがあちこちに配置されているので、並ぶことなくお料理を選ぶことができますし、見ていて飽きることがありません。
こちらはパンのカウンター。クロワッサンやマフィン、ペイストリーなどが広いカウンターに並びます。
様々な国籍のゲストを迎えるホテルだけに、お料理の種類も西洋料理や地元のアラビア料理には留まらず、中華料理、日本料理、インド料理など様々。
こちらはインド料理のカウンターです。サモサやカレーなどが並びます。
レストラン内には卵料理を作ってもらえるカウンターがいくつかあり、こちらでもオムレツやスクランブルエッグ、目玉焼きなど各種作ってもらうことができました。
日本料理のカウンターもあり、巻き寿司やちょっとしたちらし寿司、そばやお漬物が用意されていました。
旅行終盤になってくると日本食が恋しくなるので嬉しいですね。
こちらはChinese Noodle Barです。
シェフに好みの麺と、具材、スープを伝えて自分好みの汁そばを作ってもらうことができます。
息子はシンプルな汁そばをお願いしましたが、スープが美味しくで喜んでいました。
娘が喜んでいたのがこちらのチョコレートファウンテンです。
娘は大のチョコレートファウンテン好きなのですが、今まで見た中で一番大きなサイズだったので驚いていました。
使われているチョコレートの多さもなかなかのものです。
6歳くらいの子どもであればカウンターにも手が届きます。
所々、届かないものもありますので、身長が110㎝程度の場合はつきそってあげるとお料理選びも楽しそうです。
また、レストランはとても広いので迷子にならないように気を付けてあげてくださいね。
③託児もできる!「アトランティス」名物、水族館が見えるKIDS CLUB
せっかく素敵なホテルに宿泊しているのだから、夫婦でショッピングに出かけたり、お茶でもしながらゆっくりしたい。
そんな時に頼れるのが3歳から預けることのできるKIDS CLUBです。
こちらは宿泊者であれば無料で利用することができます。
クラスは年齢別に2つに分かれており、3-7歳のクラス、8-12歳のクラスがあります。
子どもたちが参加したクラスは下の年齢のクラスが5人の参加者がいて英語の話せない子どもが多く、上の年齢のクラスは娘以外はイギリス系のお子さんでした。
お世話をしてくれるスタッフは、英語で説明してくれたそうです。
朝は10:30-13:30、午後は14:00-17:00で開催されおり、途中からの参加も可能です。
子どもたちは、ゲームをしたり、ぬり絵、アートクラフト、ショートムービーを観たり、年齢によって楽しいアクティビティを行っていました。
また、おやつにポップコーン(15ディルハム)などを食べるかもしれないが食べさせてもよいかなどの確認が申し込み時にあります。
アトランティスのHPからKIDS CLUBのアクティビティーの内容を確認することができます。
④子供も安心!「アトランティス」の広いプール
アトランティスのホテルのプールはホテル規模が大きなだけに広々としています。
大きなRoyal Poolからは宮殿のように美しいアトランティスを見ることができます。
また、小さなお子さんもお水遊びを楽しめるよう、Zero Entry Poolという浅いプールがあります。
みなさん、浮輪やお水遊びの出来るものを持参してそれぞれ楽しんでいました。
なお、バスタオルはプールの入り口などで受け取ることができ、プールチェアも豊富に用意されています。
ライフジャケットを自由に借りることができるのもファミリーには嬉しいポイントです。
2歳くらいのお子さんでもつけられそうな小さなものから、小学生くらいまで幅広くサイズがありました。
また、プール脇には小さな売店があるのでボールや浮輪などを購入することもできます。
⑤透明なペルシャ湾を体験できる「アトランティス」のプライベートビーチ
ホテル前のビーチは透明感のある美しい海です。
息子は小さな貝殻を拾ったり、娘はサンドキャッスルを作って楽しんでいました。
日本ではなかなか見かけない緑がかった美しい海の色が素敵です。
また、ビーチは混み合うことなくゆったりすることができました。
3月上旬のドバイは陽射しは強いものの、海水はやや冷たく、泳いでいる人もいましたが子どもたちは海辺でそれぞれの時間を過ごしていました。
ちょうど、パームジュメイラ内を走っているモノレールを見ることができるので小さな男の子はそれもまた楽しめそうです。
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