コロナ禍がさらに深刻になっている2020年の師走。
例年は帰省や年末旅行の計画で心躍る時期ですが、
今年は例年と違って、どうやって過ごすべきか悩んでいるお母さんも多いはず。
知育菓子を製造販売する「クラシエフーズ」より、
「新型コロナウイルスの影響下におけるお正月の家族間コミュニケーションに関する意識調査」の結果が発表されました。
お子さんと過ごす年末年始の過ごし方の参考にしてみてはいかがでしょうか?
■調査の概要:
・調査方法:インターネット調査
・対象エリア:日本
・調査対象:3歳から9歳までの子どもとその母親 ※子どもの回答は母親が代理回答
・サンプル数:子どもと母親400組
・調査実施期間:2020年10月22日~10月26日
・調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
目次
お正月休み、約6割が帰省・旅行を控える予定。
さらに、「2021年のお正月に旅行・帰省をする予定がある」と回答した人に何をするかを尋ねたところ、
「実家への帰省」と回答した人が98.2%で、「国内旅行」は7.1%、「日帰り旅行」は3.0%にとどまった。
来年のお正月は家でのんびり過ごす人が多数
「2021年のお正月に旅行・帰省をする予定はない」と回答した人に対して、どのように過ごす予定かを尋ねた。
最も多かった回答は「家で過ごす」で、
以下、「大掃除をする」、「初詣に行く」、「買い物に出かける」と続いた。
来年のお正月は家でのんびり過ごす予定の家族が多い傾向にあることが分かった。
お正月の食事「おせちを作らない」が約半数!
来年のお正月におせちやお雑煮などの正月料理を用意する予定はあるかを尋ねたところ、
全体の45.5%が「用意しない」と回答した。
一方、「市販の正月料理を用意する」と回答した人は17.8%、
「手作りの正月料理を用意する」が12.8%、
「市販と手作りで正月料理を用意する」は24.0%だった。
さらに、「おせち料理を手作りで用意する予定」と回答した人に対して、
子どもと一緒に作る予定があるかを尋ねたところ、
約4割が「子どもと一緒におせち料理を作る予定」と回答した。
お正月の人気メニューは「お寿司」!親世代には「お雑煮」や「おせち料理」も人気。
母親と子どもそれぞれにお正月に食べたい料理について尋ねた。
母親に人気のメニューは「お雑煮」、「お寿司」、「おせち料理」と続いた。
子どもに人気のメニューは「お寿司」、「餅」、「肉料理」と続いた。
子供はお正月を楽しみにする一方、親は大掃除や感染症に悩みも。
母親と子どもそれぞれにお正月は楽しみな気持ちと憂鬱な気持ちのどちらが大きいかを尋ねたところ、
子どもの87.3%が「楽しみ」と回答した一方、
母親は61.1%にとどまり、15.3%は「憂鬱だ」と回答した。
子どもに対して、お正月の楽しみを尋ねたところ、
最も多かった回答は「お年玉がもらえること」だった。
以下、「たくさん遊べること」、
「普段会えない祖父母や親せきに会えること」、
「家族との時間が増えること」、
「お菓子がたくさん食べられること」と続いた。
母親に対して、来年のお正月の悩み事は何かを尋ねると最も多かった回答は「大掃除」だった。
2番目に多かった回答は「新型コロナウイルス・インフルエンザなどの感染症への対策」で、
例年と違うお正月の悩みを抱える母親の姿がうかがえる結果となった。
コロナ禍での長期休暇を家族で楽しむポイントは、テレビ、ご飯、お菓子作り
母親に対して、コロナ禍での長期休暇において家族と楽しく過ごすために一緒に行っていることを尋ねた。
「テレビを観る」、「ご飯を食べる」、「映画やDVDを観る」、「一緒にお菓子を作る」と続いた。
一方で、コロナ禍での長期休暇中の子育てで不安なことについて尋ねたところ
「運動不足にならないか」、「風邪や感染症にかからないか」、「生活習慣が乱れないか」と続いた。
母親に対して、コロナ禍での外出自粛で食事に関して気を付けていることを尋ねたところ、
「家族で一緒に食事をとる」、「お菓子を食べすぎない」、「決まった時間に食事をとる」と続いた。