【三重】憧れの忍者になる!「赤目四十八滝」と赤目温泉隠れの湯「対泉閣」

子どもたちの永遠の憧れ「忍者」。
手裏剣を飛ばしたり、高いところから飛んでみたり、隠れるように走ってみたり。
我が子達も、折り紙で手裏剣をいくつも作り飛ばしたり木を登ったりと
日々修行に励んでいます。

そんな子供たちが、憧れの忍者体験に行ってきました!!

場所はかつて忍者が修行をしたとされる三重県名張市の赤目四十八滝
ここで忍者気分を楽しみ、すぐそばにある旅館、赤目温泉隠れの湯「対泉閣」に泊まるという
忍者尽くしの旅をたっぷりと堪能しましたのでご紹介します。

パワースポット!山岳信仰の聖地「赤目四十八滝」とは?

(出典:wikipedia)

赤目四十八滝」(あかめしじゅうはちたき)は、三重県名張市赤目町を流れる滝川の渓谷にある、四十八滝(一連の滝群)の総称です。

室生赤目青山国定公園の中心に位置し、その長さは約4キロにも及びます。

その地勢ゆえに当地は古より山岳信仰の聖地であり、地元には「滝参り」という呼び方が今も残る。奈良時代には修験道の開祖である役行者(役小角)の修行場ともなった。

地名「赤目」の由来は、役行者が修行中に赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったとの言い伝えにあるとされる。 また、役行者および修験道と関連するが、忍者の修行場であったとも伝えられている。

(出典:wikipedia「赤目四十八滝」)

赤目の神秘的な自然は、平成の名水百選、日本の滝百選、森林浴の森百選、遊歩百選にも選ばれています。

また、かつて伊賀流忍者が修行をしたという滝であることから、
この辺りでは忍者修行体験というユニークな体験ができる「忍者の森」は、
子供から大人まで楽しめるアクティビティとして大人気!!

アクセス

(出典:赤目四十八滝公式HP)

①車
名古屋発:名高速・東名阪・名阪経由で約2時間30分
大阪発:西名阪・名阪経由で約2時間

②電車
名古屋発:近鉄特急で赤目口駅まで約1時間40分
大阪発:近鉄特急で赤目口駅まで約1時間

名古屋からも大阪からもちょっとした遠出先にちょうど良い距離に位置します。

車で到着すると、旅館駐車場に車を停めて、旅館で荷物を預けます。そのまま身軽な恰好で赤目四十八滝へ向かい、滝を散策しながら忍者気分を味わいます。

 

かつて忍者が修行をした「赤目四十八滝」へ

四十八の滝をつなぐ約4kmの遊歩道はハイキングや森林浴を楽しめます。

かつて不動明王が赤い目の牛に乗ってやってきたという伝説の牛の像が
入り口付近にあり、そこから遊歩道を散策します。

山登りのほどではありませんが、しっかりと歩ける靴と長ズボンがあると良いです。
坂道や階段が続きますが、3歳の子も楽しんで歩ける遊歩道です。

途中で水の中の生き物を観察し、次々出てくる滝を見つけながらゆったりと森林浴を楽しめます。

滝を見ながら、忍者がここで修業をしていたことを想像しながら子どもたちは散策を楽しんでいました。

この赤目四十八滝では、実際に忍者修行ができます。

川には、忍者が川の上をわたるための丸い水蜘蛛(みずぐも)が浮かべられ、
大人から子供まで忍者姿をした修行体験の人々川を渡っていました。

修行は5歳くらいからが参加の目安。
小学生以上のお子さんにおススメのコースです。

赤目四十八滝
住所:〒518-0469 名張市赤目町長坂861-1
TEL:0595-63-3004(赤目四十八滝渓谷保勝会)
駐車場:500台(周辺の有料駐車場1回800円)
営業時間:
[4月~11月] 8:30~17:00
[12月~3月] 9:00~16:30
休業日:
12月28日~12月31日
1月~3月までの木曜日

 

「赤目四十八滝」のふもと、「赤目自然歴史博物館」で忍者に変身

(出典:観光三重HP)

赤目自然歴史博物館では忍者の衣装を借りることができ、忍者姿で滝など周辺施設を探索できます。
今回宿泊した旅館「対泉閣」のすぐそばにありました。


今回は宿周辺のお庭で忍者ごっこを楽しみました。
あちこち素早く忍者のように駆け回り旅館周辺で忍者ごっこをたっぷり満喫でき子どもたちも大満足。

 

赤目自然歴史博物館
住所:三重県名張市赤目長坂671-1(赤目ビジターセンター内)
TEL:0595-41-1180
開館時間:9:00〜17:00
入館料:無料
※別途赤目四十八滝の入山料が必要となります
大人500円 小人(小・中学生)250円
忍者衣装レンタル 1000円

 

「赤目四十八滝」隣接の旅館、赤目温泉隠れの湯「対泉閣」で忍者尽くしの滞在

赤目四十八滝の麓、徒歩5分の場所に位置するのが赤目温泉隠れの湯「対泉閣」。

かつて忍者が疲れを癒したとされる温泉と、名物の伊賀牛を堪能でき
ミシュランガイド三重2019で三ツ星
旅館として紹介された創業明治の老舗温泉宿です。

赤目四十八滝で遊び、忍者尽くしの「対泉閣」で忍者気分のステイの始まり!

ゆったりとしたロビーで温かく迎えられた後、隣接の喫茶店でドリンクサービスを頂きくつろぎの時間を過ごします。

お部屋にたどり着くまで忍者尽くし。

対泉閣は本館のほか、こもれびの館、楓韻の館と、3つの宿泊施設がある広々とした旅館です。
廊下に飾られた様々な忍者の資料を楽しみながら、廊下を歩きお部屋に向かいます。
「撒菱(まきびし)」や「鎖帷子(くさりかたびら)」など忍者の道具が展示されています。

本当に忍者が着ていたという鎧と、手裏剣や撒菱(まきびし)。
博物館さながらの展示物に、目を奪われ旅館ということを忘れるほど、没頭して資料を見ていました。
伊賀流忍者になれるものの心得には、「1強靭な体力を持つもの」などが書かれています!

忍びの池佐助と呼ばれるお庭と池。

庭園も忍者らしさを楽しめます。

大自然パノラマが広がるゆったりとしたお部屋

忍者の展示物を楽しんで、ようやく辿り着いたこちらのお部屋は、目の前に大自然のパノラマが広がるゆったりとした12.5帖のお部屋。
バス、トイレ付で子どもたちとの旅行に、安心の空間です。


お部屋タイプは三種類あり、樽風呂付客室や、庭園付き客室など、
多彩な客室でそれぞれのスタイルに合わせて泊まることができます。
赤ちゃんと一緒で、大浴場に入ることが難しい方は、樽風呂付きお部屋などもおススメです。

冷蔵庫、テレビ、金庫、電話湯沸かしポットドライヤー、タオル、バスタオル、
浴衣、歯磨きセット、髭剃り、綿棒、シャワーキャップ、ボディーソープ、シャンプー、リンス、化粧水などアメニティも充実。
布団、食事なしのお子さんには浴衣がついてこないので、パジャマが必要ですが、お子様料金で宿泊の場合、子ども用浴衣がつきます。

「赤目四十八滝」の忍者がかつて疲れを癒したという温泉

赤目四十八滝の遊歩道を歩き忍者の格好で遊んだ疲れを、温泉でゆっくりと癒します。
かつて忍者が修行の後、温泉で疲れを癒したという隠れ湯で、疲れを取ります

館内には地元スギの和の香りが漂う「上忍の湯」「くのいちの湯」という忍者に由来する名前の大浴場。
男女日替わりのため、朝夕入ることでどちらのお風呂も楽しむことができます。

露天風呂への道のりも忍者尽くし

つり橋があったり、カラコロと鳴る仕掛けも。

塀には手裏剣が刺さっています。

忍者の仕掛けを楽しんだ後に、階段の先にたどり着くと、
大自然の中に入り込んだような露天風呂。

かげろうの湯(婦人)

半蔵の湯(殿方)

大自然の中で遊び疲れも癒されます。

この他、貸し切り風呂もあり、家族水入らずで楽しみたい方におススメです。

 

次ページ:伊賀牛が絶品!忍者が食した名物料理

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written by KANA

【旅を愛する歴史講師、ライター】主なテーマ:旅育、歴史、教育、遊び


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