子連れ旅行が決まると、楽しみですね。
旅行に行く前に欠かせないのが、持ち物の準備。
子どもが小さいと持ち物はとても多くなります。
持ち物の準備の他にも、スケジュールや宿の手配、万が一の備えなど…すべきことは山積み。
便利グッズやちょっとしたアイディアで、子連れ旅行を快適に過ごす方法があるとしたら、1つでも多く知りたいですよね。
5歳と2歳の息子たちと子連れ旅行に行く中で実際に持っていく便利なものや、意外と知らないもの、実践していることなどをご紹介します。
年齢や性別によって持ち物は変わると思いますが、参考にしてみてくださいね。
※2021年10月公開の記事を再編集しています。
目次
子連れ旅行の持ち物〈基本の持ち物チェックリスト〉
まずは、旅行ではなくても普段のおでかけから持っていることの多い、基本の持ち物です。
・着替え
・オムツ
・お尻拭き
・ハンカチ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・アルコールスプレー
・お食事エプロン
・子ども用スプーン、フォーク、はし
・水筒
・帽子
・母子手帳・保険証
・ベビーカー
・抱っこひも
・歯ブラシ
・保湿剤
・絆創膏
・虫よけ・日焼け止め
これらの他にも季節や旅行先にもよるので付け足してみてください。
子連れ旅行の持ち物〈あると便利なもの〉
次に、〈基本の持ち物〉に加えて〈あると便利なもの〉を1つずつご紹介します。
これは私が実際に何回か子連れ旅行をしてきて、やっぱり持ってると便利だな、と感じているものなので参考にしてみてくださいね。
どれも家にあるものや、100円均一で揃うものばかりです。
子どものお気に入りのおもちゃ
移動の際やお食事の待ち時間には普段から遊んでいるおもちゃがあると良いです。
大きいものではなく、小さいサイズの絵本やミニカー、お絵かきの好きなお子さんでしたらメモ帳でもいいですね。
かさばらない程度の大きさの袋を渡してあげて、「これに入るだけ」とするのがおすすめの方法です。
長時間の移動や飛行機移動の際には、見たことのない新しいおもちゃを用意しておくと食いつきがいいかもしれません。
もしかしたらすぐに飽きてしまう…ということもありえるので、いつものお気に入りのおもちゃは必須です。
さまざまなサイズの袋
食べ残したお菓子を入れたり、濡れた衣類を入れたり、物を小分けにしたりと大活躍なのが袋類。
ジップタイプのものや、持ち手付きのもの、種類もさまざまです。
持ち手付きのものならエコバックとしても使用できて便利です。
ベビーカーフック
ベビーカーを使用する年齢のお子さんとの旅行なら持っている方も多いはず。
装着しておけば、荷物が増えても引っかけられるので便利ですよね。
ベビーカーだけではなく、ショッピングモールのベビーカートや、バス移動の際に前の手すりに装着もできます。
ペットボトルストロー
ペットボトルの直飲みが難しいお子さんにはもちろん、移動中で揺れるときや、ささっと飲みたいときにも便利です。
ペットボトルのキャップを付け替えるだけでストロー飲みに変身。
付け替えタイプでもかさばる、とお悩みの方にはペットボトルに直接差し込むだけのタイプがおすすめです。
シリコン製で柔らかいので、蓋をするときはグッと中に押し込めば収納可能です。
リッチェル おでかけランチくん ボトル用のびのびストローキャップ
マスキングテープ
食べかけのお菓子の袋を留めるのに使えます。
他にも、シール遊びとして使ったり、万が一壊れたものをくっつけたりするときにも役立ちます。
マスキングテープ 10巻セット ストライプセット(15mmx10m)
サンダル・羽織
車移動の際におすすめしたいのが、サンダルです。
SAに寄ったりコンビニに寄ったり、靴を履くのは面倒だな…というときに便利です。
飛行機や電車移動だとかさばってしまいますが、海や川に行く予定があれば持って行きましょう。
万が一、靴が濡れたり、片方なくしてしまった!なんてときにもあると良いですよ。
半袖の時期の旅行でも、薄手の羽織を持っていくとクーラーで冷える場所や寒暖差のある日も活躍します。
子連れ旅行の持ち物〈意外と知らない便利なもの〉
続いて、なくても困らないけれど知っていると便利なものをご紹介します。
迷子対策に「迷子札」
知らない土地へ行ったり、テーマパークやショッピングモールなど人の多い場所へ行ったりすると、万が一迷子になることも考えられます。
自分の名前が言える年齢のお子さんならいいだろう、と思っても、いざ迷子になってしまったらそうは言ってられないかもしれません。
デジタル化が進んでいるのでGPSやBluetoothで位置が分かるものもありますが、身近なものでできて私が実際に使っている「迷子札」をご紹介します。
名札を使う
記入する欄の大きさに切った紙に、表には名前やイニシャルや絵などを書き、裏に「名前」「年齢」「血液型」「親の携帯番号」を書きます。
個人情報なので書く内容はご自身で考えてみてくださいね。
完成したものを、ズボンのベルトループに装着します。
ベルトループがない場合は直接服に付けるか、洗濯表示のタグか、リュックなど身の回り品に付けてみてくださいね。
ネームタグを使う
名札が手に入らない場合は、100均で売っている「ネームタグ」もおすすめです。
私はこのネームタグの裏側に、さきほどの情報を書いたシールを貼って使っています。
マスキングテープを使う
さらに簡単なのは、マスキングテープに「名前」「親の携帯番号」だけ書いて、洗濯表示のタグに貼る方法です!
洗濯にも強く、付けたまま何回か洗っても剝がれません。
どれも簡単で付け替えもできる方法なので、万が一に備えて準備しておくといいですよ。
オムツの消費量を減らす「おしっこ吸収ライナー」
お出かけ先でのオムツ替えはスケジュールに合わせたり、オムツ替えのできる場所を見つけたりと、何かと大変ですよね。
まだオムツの取れていないお子さんには「おしっこ吸収ライナー」がおすすめ。
生理用ナプキンのような形状です。
使用方法はとても簡単で、いつものオムツに貼り付けるだけ♪
オムツ替えのタイミングで、オムツを下ろしてライナーだけ剥がしてライナーをゴミ箱へ。
履いていたオムツはそのまま使えるので面倒なオムツ替えもこれがあれば楽になります。
靴とズボンを脱がせて、オムツを取って、新しいオムツを履かせて…の手間が省ける、とても便利なアイテムです。
ピジョン 「ピジョン」おしっこ吸収ライナー 男女共用 45枚入
車の移動があるなら「スマートキッズベルト」
車でのおでかけや、レンタカー、タクシー、バス移動がある旅行に便利なのが「スマートキッズベルト」です。
チャイルドシートは必須アイテムですが、“後部座席がもっと広く使えたら…”、“他の車への乗せ換えが面倒…”という悩みをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
「スマートキッズベルト」はシートベルトにプラスするだけで、チャイルドシートの基準をクリアする優れもの。
装着はとても簡単で、2ヶ所の留め具をお子さんのサイズに合わせてシートベルトに付けるだけです。
長時間の移動の場合はチャイルドシートの装着が望ましいですが、車移動が予定に入っていればかばんに1つあると安心。
普段の生活でも、祖父母やお友達の車に乗るときや、タクシーに乗るときに活躍するアイテムです。
推奨年齢:3~12歳
対応体重:15~36kg
旅先や帰宅後にママの手間を省く荷物のアイディア
準備ができて出発!となっても、旅先での荷物の管理や帰宅後の片づけは大変ですよね。
少しでも手間を省けるようなアイディアをご紹介します。
衣類は1泊ずつまとめよう
2泊以上の旅行におすすめのアイディアです。
あらかじめ1泊使う分を分けておくだけ。
パジャマセットなら「パジャマ・下着・オムツ」、次の日着る衣類なら「上下の服・靴下・朝履くオムツ」と、すぐに分かるように。
そうすることで、大量にある服から選んで出して、の時間が短縮されます。
さらに1人分ずつズボンでまとめると取り出しやすいです。
ちょっとしたことですが、荷物の多い旅行でのストレスフリーに繋がりますよ。
洗濯物はあらかじめ洗濯ネットに入れておこう
脱いだ服は帰宅後そのまま洗濯機に入れるだけでいいように、洗濯ネットに分けて入れてしまう方法。
着た服と着ていない服も一目瞭然です。
子連れ旅行には宿泊前のチェックが重要!
ホテルを予約する際、重視する点はそれぞれのご家庭であるかと思います。
子連れ旅行に嬉しい配慮をしているホテルは数多いですが、宿泊するホテルがどういうホテルなのか、事前チェックをしていくポイントをまとめます。
レンタル品やサービスのチェック
あらかじめお部屋の設備にあるもの以外にも、お願いすれば貸出可能なレンタル品は多いです。
・ベッドガード
・ベビーベッド
・オムツ用ごみ箱
・踏み台
・バスチェア
・子ども用便座
・子ども用パジャマ
・子ども用スリッパ
・加湿器
・空気清浄機
サービスの面で事前に問い合わせして対応してもらえることもあります。
・ベッドをくっつけられるか(ベッドから落ちてしまわないように)
・端のほうの部屋にできるか(夜泣きがあったり、騒いで他の部屋に迷惑をかけないように)
・壊れ物を撤去できるか(旅館などで花瓶や壺などを壊してしまわないように)
食事のチェック
離乳食期や幼児期の場合は食事のチェックもすると良いです。
・離乳食を持ち込めるか
・離乳食の提供はあるか(宿で販売がある場合や、無料の場合も)
・幼児食の提供はあるか(「お子様プレート」の場合は何歳までか)
・カトラリーの用意はあるか
・食事場所へベビーカーを持ち込めるか、子ども用椅子はあるか
これらをチェックしておくと、スムーズに食事ができますね。
誕生日や記念日にはひと声かけてみよう
あまり頻度は高くないかもしれませんが、誕生日や記念日の旅行の際に事前に問い合わせしておくと、サービスを受けられる場合があります。
「子どもの誕生日だからサプライズでメッセージカードを用意してほしい」
「パパの誕生日だから夕食の際にデザートプレートを準備してほしい」など。
料金設定はホテルによってさまざまですが、誕生日や記念日の特別プランを用意していただける場合もあります。せっかくの旅行なので素敵な記念日を過ごせるといいですね。
事前の準備で快適な子連れ旅行を
どうしても大荷物になる子連れ旅行。
使うか分からないというものでも、いつも使っているものは持っていくと安心です。
さらに、今回ご紹介した便利グッズや少しの工夫をプラスして、子連れ旅行を楽しんでくださいね。
事前の準備で、子連れ旅行がより快適なものになること間違いなし。
少しでもお役に立てれば幸いです♡