おうちでも世界旅行を堪能したい!ということで
6歳3歳の息子たちと始めた、親子で楽しむ「おうちで旅育」。
前回はハンガリーブダペストの旅ごっこをしました。
ドナウ川クルーズごっこをし、本などでブダ王宮などを見た後、
パプリカをたっぷり使った赤いグヤーシュを作りました。
今回の「おうちで旅育」も引き続きハンガリー・ブダペスト!
美術館や国会議事堂を見て、デザートのパラチンタを作って食べましょう!
おうちで旅育の必需品、本(ガイドブック)とスマホ・パソコンの準備はできましたか?
今回の旅のお供のガイドブックは前回に続きこちら。
それでは旅の始まりです!
おうちで旅育:ガイドブックや写真を見ながらハンガリー・ブダぺストをバーチャル旅
世界で最も美しいといわれるブダペストの国会議事堂
出典:pixabay
こちらは国会議事堂です。
長男「こっかいぎじどうって何?」
テレビのニュースで、首相や国会議員が色々お話ししているところを見るよね。
長男「あー、あれね。テレビでよく見る!」
この国のことを決める人たちが、この国のこれからのことをどうするのか話合って決める場所です。
長男「うーん、でもこの写真はどっちかというとお城っぽい」
うん!確かにお城みたいだね!ここは世界一美しい国会議事堂と言われています。
この中になんと!王様が代々受け継いできた王冠や宝の剣などがあるんだって!
BOYS「お宝!!宝石!!見たい!」→地球の歩き方ハンガリーp78へ。
実際に予約していくと中も見学できるから、
ハンガリーに行く時は予約して中を見学して本物のお宝見ようね。
名窯「ジョルナイ」のタイルが美しい、ブダペストの中央市場
次は中央市場。
とっても大きい市場です!
市場、というのはお買い物をする場所のこと。
長男「あー、お店やさんか」
次男「おみしぇやさんいきたーい!!なにかう?」
では、市場の中に入ってみよう!(パソコンやスマホでこちらへ)
ブダペスト中央市場などを管理するPIACONLINEのHP
↑ブダペスト中央市場を含む市場等の案内。
このうちブダペスト中央市場はこちら。
中央市場インスタグラム
PIACONLINE インスタグラム
BOYS「にく!」
「にくがいい!」
「おもちゃ!」
「このさんたしゃんほしいー」
「いちごー!」
ネットでウィンドウショッピングで盛り上がります!
では、ちょっと外へ出て、この市場の建物を見てみよう!屋根に注目してみよう!
柄がいっぱいあるよね。
これは「ジョルナイ」という陶磁器のブランド製タイルで飾りつけされています。
陶磁器というのは土を粘土のようにこねて形を作って焼いたもの。
ジョルナイはこんなタイルや、身近なものではお皿やカップなどを作っているよ。
ホームページを見てみよう!!
美しい陶器がずらりと並んだHPは、宝石図鑑のよう。
長男「これ全部お宝!?何円!?この黄金虫みたいなのがほしい!!」←高そうなものを見るとすぐに何円と聞く長男。
おかあさんは、このピンクのカップが欲しい!これにコーヒー淹れて飲んでみたい!
次男「うん、おかーしゃんっぽい」
長男「ぽい」
みなさんのお気に入りの器は見つかりましたか?
男の子がときめく!ハンガリーの歴代ヒーローが立ち並ぶ英雄広場
出典:pixabay
英雄広場は1896年、ハンガリー建国1000年記念に作られた大きな広場です。
一番上には大天使ガブリエルが立っています。
この前見た金のキラキラの丸い天井の教会覚えてる?聖イシュトヴァーン教会。
その名前の由来となった「イシュトヴァーン1世」や「マーチャーシュ1世」など、
歴代の国王が並んでいます。ハンガリー独立のために戦たコシュートもいるよ。
つまり、ここにいる人々の像は、この国のヒーロー!
この国を守ったり国のために戦ったり、この国を作ったりした人たち。
ヒーロー映画のパンフレットのように、過去の歴代ヒーローたちが大集合して、ポーズ決めて揃ってるイメージね!
長男「ああ!ヒーローか!すっごく昔のヒーローでしょ。だって、馬に乗ってるもん!バイクじゃない!この人一番強そうだ(下記矢印の人を指して)」
この人は、アールパードというマジャル族の首長。
周囲の人々は、ハンガリー人の祖先とされるマジャル部族の長たち。
長男「この人はもう変身バージョンだと思う!。強そうな戦う服着てるから!!ほら!肩と頭!!」
次男「うん、つよしょうー!へんしん!!ってなって、たたかってる」
長男「武器はなんだろう。決め技は・・・わかった!!このちょんまげがこの人の決め技だと思う!
この頭のとんがりきっとすっごく強いんだって。戦ってるとき、頭でドーンって刺して決め技する!!ドゴーン!勝利!!!」
なるほど。思っても見なかったボーイズの世界観に、ここを訪ねた時に感じた以上にカッコよさが増した英雄広場でした。
西洋美術館でバーチャル芸術鑑賞
次は西洋美術館。
インスタグラムと、美術館ホームページでバーチャル展示や動画を見てみよう!!
西洋美術館
・西洋美術館HP
・西洋美術館バーチャル展示
・西洋美術館インスタグラム
長男「うわ!本当に入ってるみたいだ」
長男「金の人だ!これ全部金!?何円?」
次男「このひと、おひげくりんてなってる。どして?かわいいから?」
長男「さっきから服着てない人がいっぱいだけど、昔の人って服着なかったの?」
長男「なんでこの人きられたの、首お皿に乗ってる」
次男「怖い。いたしょー。いたいいたいからきじゅばん(絆創膏)あげる」
絵を見て言いたい放題、大騒ぎ!
でも思う存分感じたことを言っていいよ!!!家だから!
子どもたちの率直な感想を聞きながらワイワイ盛り上がって美術鑑賞ができるという贅沢さを味わえるバーチャル美術館。
子どもたちと実際に美術館へ行くと
「触っちゃダメだよーー!」「しーー!!走らない」「あ、飽きたね、帰ろう帰ろう」
と、なかなか絵を一緒にゆっくり鑑賞するのは難しい。
でも、柔軟な発想があるうちに、子どもたちが何を感じて何を思うのか聞いてみたい。
それが叶うのが世界各国のバーチャル美術館巡り。
今後もいろんな有名どころの美術館バーチャル巡りをしようと思うのでした。
今日もたっぷりハンガリーブダペストの町を満喫したね。
おうち旅のごはん:もちもち食感がおいしい、ハンガリーのデザート・パラチンタ作り
出典:明治HP
続いて、ハンガリーのデザート、「パラチンタ」を一緒に作って食べます。
パラチンタ
ハンガリー風のクレープで、ハンガリーの代表的なおやつです。焼いた皮はデザートだけでなく、肉などを包んでおかずとして食べることもあります。
(出典:明治の食育〜世界のお料理レシピ:ハンガリー編)
パラチンタのレシピ
パラチンタ 材料
【生地】
薄力粉 180g
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ2
卵 二個
明治おいしい牛乳 1カップ
明治北海道バター(溶かしておく) 大さじ1
炭酸水(味のついてないもの) 1/2カップ
サラダ油 適量
【ソース】
明治北海道十勝純乳脂 ①カップ
明治ミルクチョコレート 2枚 (100g)
バニラエッセンス2-3滴
くるみ 大さじ2
アーモンドスライス大さじ4
粉砂糖 適量
<作り方>
①【生地】を作ります。ボウルに薄力粉、塩、砂糖を入れて混ぜ、卵、牛乳、溶かしバターを加えてなめらかになるまで混ぜ、30分~1時間おいて生地を寝かせます。
②【ソース】を作ります。耐熱ボウルにクリームを入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱します。チョコレートを割り入れ、しばらくおいてチョコレートが溶けたらなめらかになるまで混ぜ、バニラエッセンスを加えます。
チョコレートを入れて・・・と見ていたら、あ、食べた。チョコが減ってゆく。
③くるみ、アーモンドはオーブントースターなどで軽くローストし、くるみは刻みます。
④①に炭酸水を加えてよく混ぜます。
ブクブク―っとなるのが面白くてボーイズ歓喜!
「実験みたい!」
「じっけん!!じっけん!」
⑤フライパンを熱してサラダ油少々を引き、 の生地1/12量(おたま1杯分程度)を流し入れ、フライパンを傾けて薄く広げます。焼き色がついたら裏返し、さっと焼いて取り出します。残りも同様にして焼きます。
にソース少々を塗って のナッツ適量を散らし、折りたたみます。器に盛り、残ったソースとナッツをかけ、粉砂糖をふります。
出来上がり!!
さて!いただきます!!
長男「う!!ま!!」
次男「おいっし!!ううーーん(目を細めて感嘆の声)」
もっちもちの歯ごたえととろーりチョコレートソースにご満悦。
長男「ハンガリーにはこんなおいしいデザートがあるの?
まだ残ってる?もっともっとほしい!」
この日以来、我が家の定番おやつになりました!
まとめ
その後、西洋美術館のHPで見たブレスレットがきれいだったから作る!と言い、
折り紙でブレスレット作りをしてハンガリーブダペスト旅を終えました。
世界には美しいものがいっぱいあるね!
今度はどんなものに出会えるかな?次回もお楽しみに!
子どもたちは家にいながら、たくさんの発見をして感動している様子。
母も子どもたちの豊かすぎる想像力に、笑えるやら感動するやら。充実したハンガリー・ブダペスト妄想旅でした。
次回はどこへ行こうかな?何食べようかな?この気持ちは実際に旅する準備期間の気持ちそのものです。
皆様のお子さんは、建物や芸術作品を見てどんな反応をされましたか?親子で様々な発見ができたらうれしいです。
もっとハンガリーのことを知りたくなったお母さんは
こちらでハンガリーの歴史を知るのもおススメです。
・『地球の歩き方A27 ハンガリー 2019-20』(地球の歩き方編集室/ダイヤモンド社)
: p284-285 ハンガリーの歴史
・『新もういちどよむ山川世界史』(「世界の歴史」編集委員会/山川出版社)
: p183、277 ハンガリーについて、p51、106、107 マジャール人について
この他、ハプスブルク家やオスマン帝国について知ると、ハンガリーのことをより知ることができます
皆様のおうちで旅育時間が充実したものになりますように!
クスヌム!(ありがとう)