今年の夏は少しでも涼しいところで過ごしたい!と思い立ち、避暑地として有名な長野県にある蓼科高原へ行ってきました。
蓼科エリアは7月から9月の平均気温がなんと25度。夏でもエアコン要らずで過ごせます。
今回選んだホテルは子連れファミリーに大人気の「蓼科グランドホテル滝の湯」。
広々としたキッズパークや滝を眺められる温泉など、7歳・5歳の子どもと楽しんだホテルステイの様子をレポートします。
目次
創業100周年を迎えた「蓼科グランドホテル滝の湯」について
長野県蓼科高原に佇む老舗ホテル「蓼科グランドホテル滝の湯」。
滝を眺められる庭園大浴場や、澄んだ空気の中で温泉を楽しめる渓流露天風呂、内湯や貸切風呂もあり心ゆくまで温泉を堪能できます。
「蓼科グランドホテル滝の湯」はミキハウス子育て総研「ウェルカムベビーのお宿」認定ホテル。2022年にリニューアルし、キッズパークやベビールームなど子連れ向け客室が新設されました。
周辺には蓼科湖や白樺湖などの観光スポットもあり、家族や三世代旅にぴったり!
2023年10月に創業100周年を迎え、3Fのイベントスペースでは湯治場として親しまれてきた歴史を振り返るパネルも展示されていました。
自然豊かな蓼科で温泉を堪能しながら、家族みんなで楽しめるホテルです。
赤ちゃんから遊べる「蓼科グランドホテル滝の湯」の「蓼科キッズパーク」
「蓼科グランドホテル滝の湯」がファミリーに人気が高い理由のひとつでもある、広々とした全天候型の「蓼科キッズパーク」。
赤ちゃんから遊べるよう年齢別でエリアが分かれているため、小さな子どもも安心して遊べます。
パーク内には「からだ」「あたま」「こころ」を育む遊具がいっぱい!
主に3つのエリアに分かれていて、こちらはベビーエリア(対象年齢 1歳未満)。
ハイハイ期や歩き始めの子どもにぴったりです。歩行器や柔らかいマット、キッズパークの前には授乳室もあるので、安心して遊べますね。
次は静のエリア①(対象年齢4〜6歳)。本・絵本コーナーがあり、そばには木のおもちゃや知育トイが並びます。
5歳の子どもはこちらの車のおもちゃで楽しそうに遊んでいました。
横にあるのは静のエリア②(対象年齢1~3歳)。キッチンセットやルーピングキッズコーナー、ボールプールなどがあり、親子で一緒に遊べるエリアです。
どの年齢にもボールプールは大人気!ケンカもせずみんな順番に並んで遊んでいたのがほほえましかったです。
体力のある子どもにはカラダを使って遊べる集いのエリアがおすすめ。
ボルダリングやうんてい、ウレタンジェンガなどがあり、全身を使って楽しめます。
さらに、身長100cm~120cmの子ども向けにアスレチックエリア(対象年齢 4~7歳)がありました。
スタートからゴールまで障害物をクリアしていくフィールドアスレチック。
トランポリンや滑り台もあり、何回も挑戦して楽しんでいました。
「蓼科キッズパーク」はチェックアウト前後に遊べるというのも嬉しいポイント。
ママとパパが交代で子どもを見て、1人でゆっくりと温泉を堪能しましょう。
蓼科キッズパーク
営業時間:14:00~20:00、9:00~12:00
入場料金:3歳以上の子ども・保護者 一律 500円(税込)
※宿泊日14:00~20:00と翌日9:00~12:00まで何度でも利用可能
※ベビーデラックスルーム、キッズデラックスルーム宿泊者は無料
子連れにおすすめな温泉客室露天風呂付き「リバーフロントテラス」へ宿泊
「蓼科グランドホテル滝の湯」にはベビーデラックスルームやキッズデラックスルームをはじめ、和洋室やスカイコンフォートフロアなどさまざまな客室があります。
今回宿泊したのは、温泉露天風呂付きの「リバーフロントテラス」。
テラスの下には川が流れていて、川の音を聞きながら温泉にはいれるという贅沢な時間を過ごせます。
お部屋は和洋室タイプ。セミダブルのベッドが2台と奥に畳が敷いてあります。
大人はベッドで、子どもは畳の上に布団を敷いてもらいました。
ソファーやテーブルがあり、子どもが寝た後はこちらで仕事を。洗面台、シャワールームの奥に温泉露天風呂があります。
渓流を眺めながら温泉に入れるなんて幸せな時間ですよね。お風呂に入るときは目隠し用のすだれを下げればOK!
子連れだと大浴場に行くのも大変な時があるので、お部屋に露天風呂がついていると時間を気にせず温泉を堪能できます。
子どもが起きる前や寝た後にママがゆっくりお風呂に入れる点も注目ポイント。
館内にある大浴場や渓流露天風呂と合わせて温泉づくしのホテルステイを満喫できました。
子連れファミリーには「リバーフロントテラス」がおすすめです!
選べる浴衣・アメニティ
館内用浴衣はお部屋に用意してありますが、フロント前で好きな浴衣を選べます。
大人用は5サイズ、子ども用サイズは、S(90~110cm)・M(110~130cm)・L(130~150cm)の3サイズ展開。
普段130cmを着ている子どもはLサイズを、120cmの子どもはMサイズを着ました。
お部屋内には歯ブラシやドライヤー、シャワーキャップなどアメニティが揃っています。
簡単に淹れられるコーヒーメーカーもありました。お水はボトルに入っていてなくなったらもらえます。
広くて快適なお部屋でチェックアウトギリギリまで楽しみました。
湯めぐりを楽しめる「蓼科グランドホテル滝の湯」の温泉
(出典:蓼科グランドホテル滝の湯)
戦国武将 武田信玄も戦傷を癒したという湯治場として親しまれてきた蓼科温泉。
「蓼科グランドホテル滝の湯」では、「渓流露天風呂」「庭園大浴場」「貸切風呂」があり湯めぐりを楽しめます。
温泉は弱アルカリ性の単純温泉で、美肌効果や疲労回復の効能があるのもうれしいですね。
渓流露天風呂
(出典:蓼科グランドホテル滝の湯)
滝ノ湯川沿いにある「渓流露天風呂」は、棚田状に段差をつけた3段の湯船で構成。それぞれの高さで異なった景観が見られます。
川のせせらぎに耳を澄ませ、ゆったりとした時間を過ごせました。子どもはこちらの渓流露天風呂が一番のお気に入りだったそう!
渓流露天風呂
利用時間:13:00~23:00/5:00~9:30
庭園大浴場
(出典:蓼科グランドホテル滝の湯)
滝の湯のシンボルである滝が目の前に流れる「庭園大浴場」。
大きな開閉式の窓が開放感を演出しています。寝湯・ミストサウナ・漆塗りのかけ湯など、多彩な湯船も魅力的ですね。
「渓流露天風呂」「庭園大浴場」は男女入れ替えにより4種類の浴場が楽しめる点も見逃せません。
庭園大浴場
利用時間:15:00~25:00/5:00~10:00
3つの貸切風呂
(出典:蓼科グランドホテル滝の湯)
ファミリーに人気があるのは、3つの「貸切風呂」。
子連れでも気兼ねなくお風呂に入れ、槇(まき)、檜(ひのき)、石の趣が異なるお風呂を楽しめるのが特徴です。
どのお風呂にするか予約する際に選んでくださいね。
貸切風呂
入浴料:60分 3,080円(税込)
営業時間:14:00~23:00/7:00~10:00
※要予約(事前もしくは当日)
※おむつを着けている子どもの湯船利用は不可。ベビーバスあり。
リラックスエリア 森の音(もりのね)
お風呂上りには、湯冷まししながらリラックス空間でゆったりと過ごしたいですよね。
「森の音(もりのね)」は信州の森をイメージした空間で、マッサージチェアや漫画や雑誌、自販機が備わっています。
飲み物を飲みながら本を読んだり、子どもと一緒に遊んだり、のんびりと湯上がりのひとときを満喫してみましょう。
「蓼科グランドホテル滝の湯」でいただくビュッフェスタイルの食事
夕食はバイキングレストラン「Herbage(エルバージュ)」にて。
広いビュッフェ会場には、地元食材を使った料理がずらり。メニュー数はなんと70種類というから驚きです。
「Herbage(エルバージュ)」の特徴は、ライブキッチンや本格的なピザ窯、デザートコーナー「たてしなお菓子工房」があること。
さらに、子ども用にキッズコーナーがありました。ポテトやソーセージなど子どもが大好きなメニューが並びます。
ビュッフェ台が低くなっていて、自分で選んで取れるので子どもは大喜び!
キッズコーナー内にはキッズカトラリーやキッズ用のプレート、離乳食が用意してあります。
小さな子ども連れで食事の心配がないのはありがたいですね。
ビュッフェ会場には子連れファミリーもたくさんいましたが、スタッフが子どもに慣れていて助けられる場面が多く見られました。
泣いていたらあやしてくれたり、食べ終わったお皿をさっと片付けてくれたり、スプーンを落としたら持ってきてくれたり。
多彩なビュッフェメニューだけでなく、こうしたスタッフの対応も人気が高い理由のひとつかもしれません。
子どもたちは自分が選んだメニューを。見事に野菜がないですがこの日だけは大目に見ることにしましょう!
大人はライブキッチンのお寿司やお刺身、秋鮭など旬な食材を中心にピックアップ。
食事はどれもおいしくて本格的。ステーキや天ぷらなど出来立てを味わえるメニューもありました。
ドリンクコーナーに麦茶がおいてあるのも子連れにやさしい「蓼科グランドホテル滝の湯」ならでは。
スイーツコーナー「たてしなお菓子工房」には、八ヶ岳の牛乳を使用したチーズケーキやプリン、アイスなど。
子どものお気に入りは「八幡平マッシュルームのシフォンケーキ」と「八ヶ岳レアチーズケーキ」。
きのこ?と驚きながらも甘さ控えめのシフォンケーキがおいしかったそうです。
フレッシュなフルーツも何種類かあり、旬のシャインマスカットも。
おいしいごはんからスイーツまで大満喫の夕食となりました。
全50種類の朝食ビュッフェ
朝食もビュッフェレストラン「Herbage(エルバージュ)」にて。
朝食では、目の前で焼き上げるオムレツや新鮮野菜、蕎麦の実雑炊など全部で50種ものメニューを味わえます。
作りたてのおにぎりが味わえるコーナーや、夕食同様スイーツコーナーも。
子どもは自分で好きなものを選んでいて、朝からおにぎり派とパン派に分かれていました。
濃厚な八ヶ岳の牛乳がおいしい!とおかわりまで。
キッズコーナーがあるだけでなく、ビュッフェ台が高くないので子どもが食べたいものを自分で選べるのが楽しかったようです。
朝はあいにく雨が降っていましたが、大きな窓から見える景色を眺めながらゆっくりと朝食を堪能できました。
「蓼科グランドホテル滝の湯」に宿泊してママも子どもも楽しむ家族旅を
「蓼科グランドホテル滝の湯」の子連れレポはいかがでしたか?
まだまだ書ききれない魅力がたくさんありますので、ぜひ宿泊して体験してみてくださいね。
蓼科エリアはもう秋の準備が始まり、朝晩は涼しくとっても過ごしやすかったです。
1年を通して楽しめる「蓼科グランドホテル滝の湯」でママも子どもも満喫できる子連れ旅を!
蓼科グランドホテル滝の湯
アクセス:(電車)JR特急あずさ 茅野駅下車後無料送迎サービスあり(要予約) (車)中央自動車道 諏訪ICより約30分
所在地:長野県茅野市北山4028
TEL:0266-67-2525
料金:リバーフロントテラス 1泊 18,300円~/名(大人2名利用時・2食付・税サ込)
※2歳以下添い寝無料
取材協力:蓼科グランドホテル滝の湯