子どもが大きくなっていくと、遊びの範囲も広くなって遊びの種類もどんどん増えていきますよね!
近所の公園では少し物足りない…なんてことありませんか?
友人に教えてもらい、普通の公園とは一味違う経験ができる場所を見つけました!
子どもたちが子どもたち同士で遊びを造り、楽しんでいる姿を見ることができる『川崎市子ども夢パーク』(以下、「夢パーク」)。
今回は「夢パーク」とはどんなところか、2歳・4歳の子どもたちがどのように「夢パーク」内プレーパークで遊んでいたかをレポートしたいと思います!
目次
『川崎市子ども夢パーク』ってどんなところ?
「夢パーク」は、「川崎市子どもの権利に関する条例」の理念を基に、子どもが自分の責任で自由に遊び、学び、つくり続けていく子どもの居場所・活動拠点となる施設。
自分の責任で自由に遊び、ありのままでいられる場として、水遊びなどができるプレーパーク(冒険遊び場)やサイクリングロード、全天候型スポーツ広場、本格的な機材がそろった音楽スタジオ、ログハウス、乳幼児の部屋「ゆるり」、本が置いてある部屋「ごろり」等があります。
また、学校外で子どもたちが多様に育ち、学ぶことを保障する場として、「フリースペースえん」を開設しています。
『川崎市こども夢パーク』へのアクセス
(出典:川崎市子ども夢パーク公式HP)
『川崎市子ども夢パーク』は、JR南武線津田山駅より徒歩5分。
バスで行く場合、川崎市バス下作住宅前停留所より徒歩約12分です。
駐車場はないので、公共交通機関で行く必要があります。
なお、車イス等で遊びにくる子どものための駐車スペースはあるようです。
プレーパーク(冒険遊び場)とは?
冒険遊び場(プレーパーク)は、土や水、火や木材などの自然な素材や道具や工具を使い、子どもたちの遊び心によって自由につくりかえられる遊び場です。
ここでは、子どもたちの『やってみたい』という気持ちを何よりも大切に考えています。
遊びを制限するような禁止事項をできるかぎりつくらないことで、子どもたちが自分で決めたり、危険を判断したりできるようにしています。
(※火と工具は月曜日・水曜日・土曜日・日曜日のみに使えます。)
それでは、次は「夢パーク」の魅力についてです。
『川崎市子ども夢パーク』の魅力①子供たちが「やりたい!」と思ったことは何でもできる!
初めて「夢パーク」へ行ったときは、子どもたちはどう遊んでいいのかわからず戸惑っていました。
特に4歳の娘は、慣れている子たちは楽しそうに遊んでいるのに、「自分はどうしたらいいかわからない、なにをしたらいいかわからない」と言っていました。
「好きに遊んでいいんだよ!」と言ってもこのように私のそばから離れられず。
私も子どもたちと一緒にどうやってみんなが遊んでいるのか、観察することにしました。
周りを見渡すと、保護者の方は少し距離を置いて子供たちを見守っているだけ。
夢パークにいる子どもたちを見ているとみんなが生き生きとしていて「遊び」を思いっきり楽しんでいるように思えました。
「初めはわからなくて当然!とにかく遊んでみよう!」とはいっても、「水遊びをしたいけど濡れたらどうしよう…(濡れてもいいんだよ~が逆効果に笑)」と慎重な娘。さらに、息子は場所見知りのため抱っこ。
これでも慣れるようになるのかなぁ…と不安になっていた時に、救世主が!
それが、パーク奥にあるこちらの滑り台。
水遊びの様子をそばで見ていると、小学生の女の子が寄ってきて、滑り台の使い方や階段の昇り方を娘に丁寧に教えてくれました!
女の子は娘の手を引いて誘ってくれましたが、水が冷たかったようで滑り台まではたどり着けず。
それでも、娘が大きく一歩を踏み出した瞬間でした。
それからは周りを見て子供たちそれぞれが「これが楽しそう!」と思うところに行き、自由に遊んでいました。
一番子どもたちがはまっていたのが、工具です。
このように木のテーブルに工具や木の板が並んでいます。
のこぎりやトンカチはなかなか家では見られないので新鮮だったのか、板を切り終えるまで頑張っていました。
家だと危ないから~とか言ってしまいそうな工具類もここではオッケー!
それが娘には心地よかったのかもしれません。「これがしたい!」「あれがやりたい!」と次々にやりたいことが出てきました。
数時間ですぐその場に順応していて子供たちってすごいな~と感心!
初めてのプレーパークでは子供たちはこのような感じでした!
次は具体的な年齢と共に遊び方を紹介します。
『川崎市子ども夢パーク』の魅力②年齢を問わずに自由に遊べる!
4歳となり少しずつ手が離れて行っている娘と、2歳でまだまだ手のかかる息子。
プレーパーク内ではそれぞれ興味があるところが違っていいたこともあり、ずっと一緒に遊んでいるという感じではありませんでした。
4歳の娘はとにかく工作にはまり、日差しが強い中ずっと工具を使って遊んでいました。
その時の様子がこちらです。
2歳の息子は置いてある車や、子どもたちが作ったバスに乗ったり、階段で遊んだり、水遊びをしたり、場所を変えながら遊んでいました。
その時の様子がこちら。
最後の方で泥遊びをしだしましたが、やはり男の子!全然止まりません!
小学生の子と遊んだり、幼稚園生の子と遊んだり、子どもたちに壁はなく、好きなように遊んでいる様子を見てとても貴重な経験ができているなと思いました。
続いては「夢パーク」への持ち物リストをご紹介します。
『川崎市子ども夢パーク』への持ち物リスト
何度か「夢パーク」や他のプレーパークへ行ってみて、これは絶対に必要!という持ち物をまとめました!
着替え(下着・靴下含めてフルセット)
我が家では泥遊び用の洋服(汚れても破けても大丈夫な洋服)で遊びに行き、帰りは着替えて帰宅するようにしています。
水ではありますが、シャワーもあるので泥などの汚れも落としてから帰れます。
着替え用の場所もパーク中央に設置されています。
夏場は水遊びをする可能性が高いので水着やタオルも持っていくと良いと思います。
汚れてもいい靴(サンダル)
こちらも着替えと同様ですが、汚れても平気な靴を履かせていき、帰りは別の靴で帰宅するようにしています。
「夢パーク」の泥は近所の泥と違いとても粘度が高いので、泥が乾くとなかなか落ちませんでした。
泥を洗い流してもいい洗い場が複数ありますので、そちらで軽く洗い流してから帰宅することをおすすめします!
飲み物・お昼ごはん(軽食)
遊びに夢中になりすぎて、毎回朝から夕方までいることが多いので、行くときは必ずお弁当持参しています。
建物1階に食事ができるスペースもあります。
すぐ近くにスーパーもあるので、持っていかなくても購入することもできます!
多様性を学びながら遊べる夢パークへ行ってみよう
「夢パーク」は子どもたちの楽しい顔や、嬉しそうな顔、興味をもったことに打ち込んでいる顔など、様々な表情を新たに発見できる場所。
子どもたちの可能性を引き出すことができる「夢パーク」へ一度行ってみてはいかがでしょうか?
川崎市子ども夢パーク 公式サイト
住所:神奈川県川崎市高津区下作延 5丁目 30番地 1号
TEL:044-811-2001