四季折々の美しい花々が見られる”花絶景”いばらき。都内からもアクセスしやすく、日帰りや週末旅にもおすすめの旅先。
今回は4歳の娘と一緒に茨城のさまざまなスポットを日帰りで巡ってきました。
絶景やグルメ、体験など盛りだくさんの1日をモデルコースとしてご紹介します。
目次
昭和44年開業「サザコーヒー本店」でティータイム
まず最初に訪れたのは、昭和44年開業「サザコーヒー本店」。茨城を中心に都内にも店舗をもつ老舗のコーヒーショップの本店は、時が止まったようなレトロな空間です。
入り口から入ると、さまざまな種類の豆や、雑貨を販売するショップがあり、その奥がカフェスペースになっています。
サザコーヒーの名物のひとつ「将軍珈琲」。その「将軍珈琲」にたっぷりとミルクをいれた「将軍カフェラテ」をオーダーしました。
大きなカップに並々と入ったカフェラテは、ふわふわのなめらかな泡がたまりません。
ケーキも種類豊富に揃い、何を食べようか悩んでしまうほどです。選んだのは、お店でも不動の人気だとおすすめしていただいた「レインボーミルクレープ」。
その名の通り、色とりどりの生地が何層にも重なった美しい虹色のミルクレープ♡
青空のようなブルーのきれいなお皿に虹がかかったみたい!
おいしいのはもちろんのこと、目でも楽しめるケーキは満足度も高いです。
「サザコーヒー 本店」は人気店なので開店時刻に訪れるのがおすすめですよ。
サザコーヒー本店
所在地:茨城県ひたちなか市共栄町8-18
TEL:029-270-1151
営業時間:10:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:年中無休
「Lisの花工房」で親子でハーバリウム作り体験
朝のティータイムを楽しんだ後は、「Lisの花工房」でハーバリウム体験。モノづくり初心者も歓迎という花雑貨のアトリエです。
グループごとにレッスンが受けられるので、子連れでも安心。親子でハーバリウム体験を楽しみました。
色とりどりの綺麗なお花に娘も目を輝かせます。
丁寧に作り方を教えていただいた後は、実際に体験スタート!たくさんの種類のお花の中から好きなものを選んでいきます。
もっと悩むかなと思っていた娘もどんどんとイメージを膨らまして気になったお花をピックアップ。
次にお花を瓶に詰めながら、ハーバリウムオイルを注ぎます。
オイルを注ぐとお花がより鮮やかな色に変化し、瓶のなかに美しいお花畑が……♡。
最後にリボンをつけ、アロマオイルで香り付けをしたら完成です。
自分のイメージした世界を形にしていく作業は娘にとってもとても楽しかったようです。
やっぱりどんなお勉強よりも、実際の体験に勝るものはないなと改めて実感しました。
Lisの花工房
所在地:茨城県ひたちなか市勝田本町32-22
TEL:029-212-3607
営業時間:不定期のためお問い合わせください
「国営ひたち海浜公園」で絶景とグルメを堪能
続いて向かったのは、茨城の代表的観光スポット「国営ひたち海浜公園」。
東京ドーム約75個分という広大な敷地に、一年を通して四季折々の花が咲き誇る”花絶景”スポットです。
ちょうどお昼の時間帯になったので、まずはランチをいただきました。園内にある「ガーデンレストラン」でオーダーしたのは、紅葉したコキアをイメージした「コキアカレー」。
ご飯もこんもりと盛り付けられ、真っ赤に色づくコキアの丘のようです。
一緒に添えられた畑のキャビアとも言われる「とんぶり」がプチプチといいアクセントになっていました。辛味もあまりないので、子どもと一緒にも食べられますよ。
「お子様カレー」や「お子様ハヤシ」など、キッズメニューも揃っています。
一年中様々な種類のお花を楽しめる「ひたち海浜公園」。
紅葉したコキアの真っ赤な絨毯は息を呑む美しさで、この時期は特にたくさんの人が訪れます。
(出典:国営ひたち海浜公園)
10月初旬に取材した際は、色づき始めでした。
もふもふの緑のコキアが少しづつ染まり、グラデーションになっている様子もとてもきれいでしたよ。
他にも背の高いふわっふわのパンパスグラスや、ピンクのかわいいコスモスのお花畑など、たくさんの”花絶景”を楽しみました。
広大な敷地の公園なのでお花の鑑賞だけじゃなく、子どもたちが走り回って遊べるのもファミリーにおすすめしたいポイント。
そしてもうひとつのコキアグルメ「まるころコキアソフト」も食べるべき一品です。
緑のコキアをイメージした抹茶味と、紅葉のコキアをイメージしたいちご味の2種類。
まんまるのかわいい「おいり」がトッピングされ、見た目のかわいさはもちろん、サクサクとした食感もいいアクセントになっていました。
国営ひたち海浜公園
所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
TEL:029-265-9001
営業時間:9:30~17:00
※期間により開演時間に変動があります。閉園日はHPをご確認ください。
「大洗サンビーチ」で美しいリフレクションと夕陽を楽しむ
「国営ひたち海浜公園」の後は、車で30分ほどのところにある「大洗サンビーチ」を訪れました。
遠浅で澄んだ水と広いビーチが続く美しい海岸で、快水浴場百選にも選定されています。
夏は海水浴を楽しむファミリーで賑わうビーチですが、実は別世界になる時間帯が…♡
有名なウユニ塩湖のように綺麗なリフレクションが撮れる貴重なビーチです。
ベストタイミングは晴れた大潮の日の満潮から3~4時間後。風がない穏やかな日というのも重要なポイントです。
この日は少し風がありましたが、それでもとても素敵な写真が撮れました。
日の入り時間には、真っ赤に染まる太陽が沈みゆく風景が見られる絶好の夕陽スポットでもあります。
訪れるときには、事前に潮見表や、日の入り時間を調べてベストタイミングをチェック。
夏以外も楽しめる「大洗サンビーチ」で、撮影にチャレンジしてみてくださいね。
大洗サンビーチ
所在地: 茨城県東茨城郡大洗町港中央地先
「POTATO LABO」でお芋づくしのスイーツを堪能
最後のスポットは、「大磯サンビーチ」から車で10分ほどのところにある「POATO LABO」。
到着した頃にはあたりはすっかりと暗くなっていました。
「POATO LABO」は、ひたちなか市の名産物である干し芋の原料“べにはるか”を使用した、干し芋やさつまいもスイーツが楽しめるさつまいも専門店です。
たくさんの方にお芋本来の美味しさを知ってもらいたいという思いから、地元産にこだわり自社専用畑で収穫。
そのお芋の中から厳選した素材のみを使用するというこだわりが詰まっています。
なかでも人気は、「さつまいもの生搾りモンブラン」と「焼き芋ブリュレ」、「干し芋黒糖シェイク」。
見た目もとってもかわいくてワクワクするスイーツは一つ一つ丁寧に手作業で作られています。
どのメニューもさつまいも本来の甘さを感じられるとってもおいしいスイーツでした。
「干し芋」や「芋けんぴ」、「フィナンシェ」などの土産もたくさん揃っています。
POATO LABO
所在地:茨城県ひたちなか市釈迦町21-1
TEL:029-262-2282
営業時間:10:00~18:00
定休日:無休
秋の茨城で”花絶景”を楽しむ子連れ旅を♡
首都圏から2時間ほどでアクセスできる茨城県。
今回訪れた「国営ひたち海浜公園」以外にもいばらきフラワーパークのバラ、偕楽園の梅など、四季折々の美しい花々であふれています。
今回は、グルメスポットや体験スポットとあわせて1日で茨城旅を楽しんできました。
まだまだ行きたいところがたくさんあるので、今度は泊まりで計画しようと思います。
秋の茨城で”花絶景”を楽しむ子連れ旅を楽しむお出かけはいかがですか?
取材協力:茨城県
花絶景いばらき公式サイト:https://hanazekkei.pref.ibaraki.jp/