ママのお悩み解決!子どものヘアケア最新情報

12月後半になり、子どもたちの冬休みも近づいてきました。
子どもと過ごす時間の増える年末年始はママの悩みも尽きません!
今回は、株式会社アデランスが小学生以下の子どもを持つママを対象にした“子どもの髪悩み”調査結果を詳しくご紹介します。
調査結果に加え、子どものシャンプーに関する正しい方法や選び方について、毛髪診断士指導講師の解説も合わせて確認してくださいね♪

ママの約75%は子どもの髪に“悩みあり”!ヘアケアの悩み 1位は「セルフヘアカット」

ママの子どもの髪の毛やヘアケアに関する一番の悩みは、「セルフヘアカットが難しい」(28.7%)という結果に。
中々子どもがじっとしていてくれなかったり、自宅ではアイテムが揃っていなかったりと、子どものセルフヘアカットには様々なハードルも考えられ、難しさを感じているママも多いよう。
次いで「髪の毛が伸びるのが早い」(26.1%)、「寝癖が付きやすい」(25.2%)と続きました。
一方、「悩みはない」と回答したママは25.5%で、全体の約75%のママは子どもの髪の毛に関して何らかの悩みを感じていることが判明。

また、この質問を子どもの年齢別にみると、小学校入学前の未就学児のママは、全体の結果と同様に「セルフヘアカットが難しい」(35.5%)がトップとなりました。
2位は同率で「寝癖が付きやすい」「汗の量が多い」(21.9%)となっています。

一方、小学生の子どもの母親では、「髪の毛が伸びるのが早い」(31.0%)がトップとなりました。

未就学児のママは難しさを感じながらもセルフヘアカットをしている人が多い傾向にあるようです。

正しいシャンプー選びに悩みを抱えるママも!子どものシャンプーの悩み 1位は「洗い残し」

続いて、子どものシャンプーに関する一番の悩みは、半数以上の母親が「洗い残しが無いか心配」(57.1%)でした。
子どもがしっかり髪を洗えているのか、心配するママが多い結果に。
「どのシャンプーが合っているか分からない」が38.4%で2位となっており、子どものシャンプー選びに悩まれるママも多いことが分かります。

子どものシャンプーで最も重視するのは「やさしい成分」

子どものシャンプーを選ぶ際に重視するポイントは、半数以上の方が「髪や肌にやさしい成分」(55.2%)と回答しました。
「コストパフォーマンスの良さ」が34.8%で2位となり、家計の面からシャンプー選びをするママが多いことも分かります。
また、3位・4位には「泡立ちの良さ」(27.7%)、「はじめから泡で出てくるタイプ」(22.6%)が入りました。
シャンプーに関する悩みの中で、約1割が「シャンプーをしっかり泡立てられない」と答えていることからも、シャンプーの“泡”を重要視している傾向にあるようです。

小学生の約7割は「大人と同じシャンプー」を使用していると回答

子どもが使用しているシャンプーの種類では、子どもの年齢で大きな違いが見られました。
未就学の子どもでは、「子ども用」(24.5%)や「ベビー用」(20.0%)と答えた方の割合が高かったのに対して、小学生の子どもになると、約7割が「大人と同じものを使っている」(71.0%)と回答。
未就学児と小学生の子どもでは悩みだけでなくシャンプーの種類にも違いが見られました。
成長と共に自分でできることが増えていき、ママの視点もかわってくるのかもしれませんね。

洗い方やシャンプーの選び方など、たくさんある子どもの髪悩み

子どもの髪やヘアケアに関して、悩みや知りたいことを調査すると、髪の洗い方やシャンプーの選び方から、ヘアドライの悩みなどたくさんの質問や悩みが挙がりました。
同じような悩みはないかチェックしてみましょう!

具体的な髪悩み(一部抜粋)

<シャンプーの選び方について>
・何歳から大人と同じシャンプーを使ってもいいのか?
・大人と同じシャンプーとコンディショナーを使っているが、子ども用を使うべきか悩む
・子ども用シャンプーと大人用シャンプーは何が違うのか?
・シャンプーのみ使っているが、リンスを使用した方がいいのか?

<髪の洗い方について>
・正しい子どもの髪の洗い方をきちんと知りたい
・子どもがひとりで髪を洗うと毛の根元や地肌をしっかりと洗えていない
・頭皮の汚れが落ちているか、泡を流し切れているかがわからない

<汗や臭い、痒みなど>
・フケや痒みを防ぎたい
・汗をかきやすいので臭くなる
・洗い方が悪いのか、洗った後でも臭い

<その他>
・自分で髪の毛を乾かすことができない
・頭部の地肌の保湿について知りたい
・セルフカットしたいけど、髪の毛を上手く切れない
・髪の毛が細くて絡まりやすい

同じような悩みや心配事がありましたか?
次に、毛髪診断士指導講師の解説をご紹介します!

アデランスの毛髪診断士指導講師がママの悩みを解説!

今回の調査結果からは、多くのママが子どもの髪やケア方法に関して様々な悩みを抱えていることが分かりました。
子どもの髪と頭皮はデリケートで大人ほど刺激に強くないため、髪の洗い方やシャンプーの選び方など、細心の注意を払っているというママも多いはず。
子どものヘアケアは、小さい頃から習慣づけることが大切!
子どもの髪の特徴やシャンプーの選び方、洗髪の仕方について解説します。

子どもの髪は大人よりもデリケート?

子どもの頃は、髪の毛をつくる組織である「毛包」が小さいことから、伸びてくる髪の毛も大人と比べて細く、柔らかいため、とても繊細。
そのため、ちょっとしたことで切れてしまったり抜け落ちたりする場合もあります。
髪が多いからと毛先をすいて軽くしすぎてしまうと、絡みの原因になりやすいので、ヘアカットはプロの方にお任せするのがおすすめ!
子どものヘアケアは、とにかく刺激を与えないことが大切です。

乳児期の赤ちゃんへのシャンプー方法

生後間もない赤ちゃんの皮脂量はとても少ないので、乾燥を防ぐため、香料やアルコール成分、着色料が入っているようなシャンプーは控えましょう。
低刺激なベビーシャンプーや、全身を洗えるベビーソープがおすすめです。
洗うときは泡で頭全体を包み込むようにやさしく洗い、しっかりとシャンプーをすすぐことがポイント。
また、手や爪で刺激を与えないように注意も必要です。

幼児期の子どもへのシャンプー方法

子ども用のシャンプーは成分的には大人のものとあまり変わりませんが、アミノ酸や弱酸性などの成分が含まれた、低刺激でマイルドなものを選びましょう。
洗い方は乳児期と同じように、しっかりと泡を作り、指の腹を使って刺激を与えないように洗うことがポイントです。
また、汗や皮脂がたまりやすい夏場であれば、1日2回髪を洗ってもOK!
その場合は子ども用シャンプーをさらにお湯で薄めて使うか、お湯で髪をすすぐだけにしてくださいね。

ヘアドライのポイントは“8割乾燥”

ダメージを抑えるために、夏であれば冷風、冬であれば弱めの温風で頭皮を中心に、髪は早めに8割がた乾かしましょう
夏でも冷房が効いた室内であれば弱めの温風を使用し、頭皮を冷やしすぎるのを避けるのが◎。
髪は濡れた状態だと膨張して柔らかくなっているため、そのまま寝てしまうと寝ぐせやダメージの原因に。
8割がた乾かして残りの2割は余熱で自然乾燥がおすすめです。

子ども用から大人用シャンプーへの切り替え時期は?

髪が伸び、毛がしっかりとコシのある状態になってきたら、大人用シャンプーへ切り替えても大丈夫。
幼稚園・保育園に入園するタイミングで大人用シャンプーに切り替えるのが目安です。
小学校に入学した後でも、頭皮が敏感であれば無理に切り替える必要はなく、子どもの頭皮の状態に合わせて切り替えてくださいね。

子どもの髪にリンスやトリートメントは必要?

答えは、基本的に不要です。
これらは髪のすべりをよくしたり、髪の傷みをケアしたりすることでキューティクルを保護するためのものなので、元々髪に傷みが少ない子どもには使わなくてもOK。
生後一度もカットしたことがないような髪は、毛先は乳幼児の産毛に近い非常に弱い状態なので、髪の中間から毛先にかけてはトリートメントなどで保護をし続けても◎。

調査概要:
調査名:子どものヘアケアに関する意識調査
調査対象:小学生以下の子どもを持つ母親310名(有効回答数)
割付方法:以下①~②の2区分 各155名
①「未就学児(小学生未満)の子どもを持つ母親」
②「就学児(小学生)の子どもを持つ母親」
調査期間:2023年11月7日(火)~8日(水) 2日間
調査方法:インターネットアンケート
調査委託先:株式会社マクロミル
※本調査結果では、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります
監修:毛髪診断士指導講師 伊藤 憲男(いとう としお)
内閣府認定公益社団法人日本毛髪科学協会認定「毛髪診断士指導講師」を保有。1982年にアデランス入社後サロンで十数年にわたり技術者として勤務。
その後本社勤務となり2011年より現在の研究開発部に着任。
育毛関連商品の開発や研究成果の発信などを担当する傍ら、セミナーや、雑誌・TVなどマスメディアにも出演し、育毛の啓蒙活動を行っている。
現在もヘアスタイリストとしてCMモデルのヘアスタイリングや一部のお客様の接客も行う。

ママの悩みを解決して子どもと楽しみながらヘアケアを

子どものヘアケアや髪に関する悩みは尽きませんね。
今回の調査結果がきっとママの悩みを解決してくれるはず。
親子で楽しみながらヘアケアをしてみましょう♪

出典:株式会社アデランス

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