金魚と華やかな和の幻想的な世界観を体験できる「アートアクアリウム美術館 GINZA」に、6歳と0歳の子どもとお出かけをしてきました。
光・音・香りとともに日本の幻想的な世界観が表現されており、まさにここでしかできない最先端のアート体験が叶います。
2025年は、9月29日までの期間限定で、特別企画「夏のアートアクアリウム2025」が開催中。「水を感じる」をテーマに、隈研吾氏コラボの新エリアも含めて大幅リニューアル!
駅直結でまだ残暑の残る暑い日でも雨の日でも、天候を気にせずに涼を感じられるのも嬉しいポイントです♪
目次
「アートアクアリウム美術館 GINZA」で子連れで叶う非日常体験
金魚が泳ぐ水槽を、光・香・音で演出する没入型エンターテイメント施設「アートアクアリウム美術館 GINZA」。
”アートアクアリウム”とはアート・デザイン・エンターテイメントと、アクアリウムを融合させた唯一無二のアートです。
日本の伝統と最先端のアートが融合し表現されているこの空間では、江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を芸術作品として表現しているそうで、金魚が主役。
どこか懐かしさもあるような、そして幻想的な空間はまさに非日常体験です。
そんな空間が銀座のど真ん中にあり、駅直結でアクセス抜群です。
2025年「アートアクアリウム美術館 GINZA」に子どもも楽しい幻想的な新エリアが登場!
2022年に開業以来、今年4回目の夏を迎える「アートアクアリウム美術館 GINZA」
今夏は「水を感じる」をテーマに隈研吾氏とのコラボレーションエリアをはじめ、3つの新エリアが誕生。
一段とパワーアップした夏の風物詩、”金魚”が主役の涼を感じられる体験ができます。
子どもも思わず見入ってしまうような美しい作品の数々は、親子で芸術の秋を楽しむスポットとしてもぴったり!
隈研吾氏コラボの新エリア「金魚の石庭」
日本庭園から水、花、樹木などを限りなく削ぎ落とし、岩や石のみで構成された「石庭」を、金魚が泳ぐ水の塊で表現した作品。波のように流れる竹のインスタレーションが融合されています。
幻想的でありながらも力強さのようなものも感じ、圧巻の演出でした。
新エリア「NEO花魁」
アートアクアリウムを代表する大型水槽作品「花魁」を鮮やかな光で美しい色彩を表現するネオンアートで華やかに演出。
現代アートの要素を取り入れ、これまでにない光アートの作品。
アジアの夜市、のような雰囲気が非日常感を感じました。
新エリア「金魚の参道」
金魚が泳ぐ水槽で参道を表現し、神秘的に空間を演出した新エリア。
鳥居をモチーフにした列柱の水槽が連なる光景は、まるで別世界への入口のようです。
新エリア「金魚の湧泉」
金魚の参道を通り向けると現れる、金魚が優雅に泳ぐ泉。
華やかで優美な泉を表現した空間型の作品です。
白煙がより幻想的な空間を演出しており、2人の息子はこの得体の知れない白煙を掴もうと大興奮!思わず立ち止まるほど見入っていました。
金魚と調和する「アートアクアリウム美術館 GINZA」19の展示作品
先に2025年新エリアをご紹介しましたが、館内には合計19の作品エリア、水槽約150基が並び展示されています。
個人差はありますが、所要時間は写真撮影を楽しみながらゆっくりまわっても1時間半ほど。
見応えたっぷりで、どのエリアでも写真撮影OK!
次から次へと特徴の違う作品を巡っていくので、「早く次に行こう!」と子どもも楽しんでいるようでした。
今回は19の作品エリアの中から特に気に入った作品をいくつかご紹介します。
手毬リウム
日本の伝統的な遊具である手毬。
多彩な糸で織られた紋様と、その合間から金魚たちの優美な姿を除くことができます。
手毬リウムは入館して早速現れるエリアで、一気にアートアクアリウムの世界観に引き込まれる作品です。
障子リウム
室内から庭園の季節の移り変わりを楽しめる雪見障子をモチーフにした作品。覗き込むように見る金魚達の世界を楽しめます。
日本の伝統を表している雰囲気が素敵で、観ていると何故だか心が落ち着くような印象がありました。
新金魚品評
新エリアのNEO花魁につながるエリアで、上から眺めて金魚を鑑賞できる作品です。
側面の装飾に着物の帯を用いているのも美しく金魚×和の空間を見事に演出していました。
金魚の石灯籠
神社仏閣に灯を灯す石灯籠をアレンジした作品。
灯籠の火袋部分が水槽となり、その中を泳ぐ金魚はまるで灯火のようにゆらめきます。
海外の方からは特に人気なのか写真撮影を楽しむ方で溢れていました。
猪目リウム
日本古来から魔除けや福を招く意味合いで使われているハートのような文様、猪目(いのめ)。
可愛らしさもありますが、魔除けの意味もあるとは知らず興味深く感じました。
全体の作品もそうなのですが、色がコロコロと変わるるので、タイミング次第で写真の雰囲気が変わるのも面白かったです。
九谷金魚品評
日本の伝統工芸である九谷焼で制作された金魚品評。
それまでネオンの光が印象的な作品が多かったところから、一気に落ち着いた雰囲気のあるエリア。
花魁花舞(HANAMAI)
後半のエリアにある、”金魚×花”の華やかな空間作品。
花の演出は華道家・仮屋崎省吾氏によるもの。
たくさんのお花が上から舞う鮮やかなエリアで、お花に埋もれながら作品を観られる、まさに没入空間。
非日常体験かつ写真映え抜群なエリアで、可愛らしくて個人的にはお気に入りのエリアでした。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」の子どもも嬉しい様々な楽しみ方
「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、館内にフォトスポットのマークがあったり、人物にスポットライトが当たるように調節すると作品と一体感のある写真が撮影できたりと写真撮影も楽しめるようになっています。
そして館内はどのエリアも写真撮影、動画撮影OKで私が行った際はInstagramのフォトコンテストも開催されていました。
また、アートアクアリウムの展示に加えて日本の伝統美も楽しめたり、様々な特徴を持つ金魚を鑑賞したりと、それぞれの楽しみ方もできます。3000匹以上のたくさんの金魚を鑑賞できるので子どもにとっても面白い経験になるのではないでしょうか♪
展示作品の最後のエリアにはミュージアムショップも併設されており、親子揃ってお土産探しも楽しめます。
浮世絵展示
江戸時代末期の浮世絵師である歌川国芳の作品から、金魚と鯉が描かれているものも展示されています。
こちらのエリアには定期的に入れ替わるコラボアート作品の展示もありました。
ミュージアムショップ
展示作品を最後まで見ると、出口前にミュージアムショップも併設されています。
ここでしか買えないオリジナルの金魚グッズなど、お土産もたくさん!
金魚のおみくじなど、金魚がモチーフのおもしろ可愛いお土産もありました。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」の館内情報と子ども連れにお得なチケット情報
チケット情報
ここまでたっぷりなアート体験のできる「アートアクアリウム美術館 GINZA」ですが、
気になる入館料は大人料金1名 2700円(当日券)
子ども料金は小学生以下の子ども大人1名につき2名まで無料(3名目からは通常料金)で入場可能!
3歳頃から入場料のかかる商業施設が多い中これは嬉しい価格設定。
発券場所は9階の券売機でお買い求めいただけます。
事前に行く日程が決まっている場合は公式サイトからwebチケットも購入も可能でこちらの方がお得です。
中学生以上1名2500円。
いずれもQRコードをゲートにタッチして入場できます。
注意事項
子ども連れの場合、ベビーカーの入場は不可で、9階の券売機横にあるベビーカー置き場に置いて入場ができます。
抱っこ紐などがあると安心です。
また、館内にお手洗いがない為、9階でお手洗いを済ませておくことをお勧めします。
金魚が主役の「アートアクアリウム美術館 GINZA」で子どもと一緒に最先端のアート体験を!
特別企画「夏のアートアクアリウム2025」はいかがでしたでしょうか?
小学生以下の子どもは大人1名につき2名まで無料(3名から有料)というのも嬉しいポイント3歳頃から入場料のかかる商業施設が多い中これは嬉しいですよね。
金魚・和・キラキラ光るネオンやライトの明かりがとても幻想的で非日常を感じる空間。
所要時間はゆっくり回って1時間半程、私は写真撮影をしながら1時間丁度くらいで回れました。
お買い物で銀座に訪れた際にリフレッシュするのにもちょうどいいなと感じました♪
季節ごとに花や照明の特別演出が変化する為、今回の演出は2025年は9月29日までの期間限定です。
季節ごとに印象の変わる金魚の幻想空間をぜひお楽しみください!
アートアクアリウム美術館 GINZA
住所:東京都中央区銀座4丁目6-16 銀座三越 新館8階(入場受付・当日券券売機は新館9階)
電話番号:03-3528-6721
アクセス:地下鉄「銀座駅」A7出口すぐ
入館料:【中学生以上】Web限定入場券2,500円、当日券売機入場券2,700円 /【小学生以下】大人1名につき2名無料(3人目より通常料金)
営業時間:10:00~19:00 ※最終入場18:00
休館日:銀座三越の営業時間に準ずる ※不定期メンテナンス休館あり
注意事項:館内お手洗いなし/ロッカーなし/ベビーカー入場不可(ベビーカー置き場あり)/再入場不可
※公開日時の情報です。お出かけの際は公式サイトにて最新情報をご確認ください。
取材協力:アートアクアリウム美術館 GINZA