家族で海外リゾートを計画するときに気になることは、子どもと一緒でも安心して楽しめる環境かどうか。
美しいサンゴ礁とビーチに囲まれたリゾートアイランド「サイパン」は、成田空港から直行便で約3時間半と近く、時差も1時間と子連れでのバカンスにもぴったりです。
今回訪れたのは、サイパンの北部にある「Aqua Resort Club Saipan(アクアリゾートクラブ サイパン)」。
中心部から少し外れているからこそ味わえる静けさと豊かな自然。敷地内にはプールやレストランが揃い、日本語対応のサービスも揃っているので初めての海外旅行でも安心です。
13歳、10歳、5歳の子どもたちとの3泊の旅を通して感じた「子連れで楽しみたい7つのこと」をご紹介します。
目次
自然豊かな北部に位置する「アクアリゾートクラブ サイパン」について
サイパン北部のアチュガオビーチ沿いに佇む「アクアリゾートクラブ サイパン」は、喧騒から離れた静かなロケーションに広がるリゾートホテルです。
「アクアリゾートクラブ サイパン」の客室は、サイパンやグアムでは珍しい、ヴィラタイプ。
敷地内には南国らしい美しい木々や花々がたくさん咲き誇り、リゾート気分を高めてくれます。
プールやレストラン、スパなどリゾートに必要なものがすべて揃い、日本語対応スタッフも常駐してくれているので、旅慣れていないファミリーでも安心して過ごせます。
①オーシャンフロントのスイートルームに子連れステイ
子連れでの滞在を最大限に楽しむのなら、広々としたスイートルームがおすすめ。約86㎡と家族で過ごすのにも十分な広さで、何日でも滞在していたくなるような居心地の良さがありました。
南国風の開放的なリビングスペースには、バーカウンターがあり、大型冷蔵庫も完備。
ネスプレッソマシンや冷蔵庫の中の種類豊富なドリンクも嬉しいポイントでした。
リビング横には、ゆったりとくつろげるベッドルーム。
ジャグジー付きのバスルームには、ロクシタンのバスアメニティが用意され、贅沢なバスタイムを満喫できます。
オーシャンフロントのスイートルームの窓の外に広がるのは、青く輝くサイパンの空と海。
朝は波の音で目を覚まし、夜は美しい夕陽を眺めながら過ごすという日常では味わえない贅沢なひとときが過ごせます。
②思いっきり遊べる2つのプール
(出典:アクアリゾートクラブ サイパン)
「アクアリゾートクラブ サイパン」には、2つのプールがあります。水深1.2mのファミリープールと、ダイビングプール。ダイビングプールは水深4.8mと、他ではなかなか体験できないプールで、このプールを目的に訪れる人も多いのだそうです。
プールサイドにはカバナやデッキチェアが並び、大人はドリンクを片手にのんびり過ごしながら子どもを見守ることができました。
目の前にはそのままビーチが広がっているので、プールと海を行き来できるのも魅力。
夕方にはライトアップされ、南国らしい幻想的な雰囲気の中でナイトプールを楽しめます。
③家族で楽しむシュノーケルツアー
ホテル内のマリンアクティビティカウンターから申し込めるシュノーケルツアーは子連れで参加すべきアクティビティのひとつ。
ホテル目の前のビーチから小型ヨットに乗って数分で、色とりどりの熱帯魚が泳ぐシュノーケリングポイントに到着します。
海に入ると、すぐ目の前をカラフルな魚が横切り、子どもたちは大興奮。時間が経つのも忘れて海の世界に夢中になっていました。
シュノーケルだけでなく、帆に風を受けてゆったりと進むヨットでの時間も心地よく、どちらも楽しめるアクティビティです。
ベテランスタッフの方が丁寧にサポートしてくださり、泳ぎに自信のない5歳の末っ子も安心して体験できました。
④ここでしか体験できない「サンセットBBQディナーショー」
夜のお楽しみは、ビーチフロントで開催されるサンセットBBQディナーショー。美しい夕日を眺めながら、シーフードやステーキを豪快に焼き上げたBBQを味わいます。
ショーの前には出演者の方との撮影タイムや、伝統工芸を教えていただく時間などもあり、サイパン文化をより身近に感じました。
食事が進む頃、サイパンならではの民族文化を取り入れたチャモリニアンショーが始まります。子どもたちは食い入るように見たり、手拍子をしたり一緒に踊ったりと大盛り上がり。
南国らしいリズムに包まれながら、家族で同じ時間を共有できるのは旅ならではの楽しみです。
大人用のメニューはシーフードやお肉の内容が異なる3コースからチョイス。
チーズハンバーグやチキンがワンプレートに乗った子ども用のメニューも用意されています。
食べて、笑って、踊って、思い出に残る夜になりました。
⑤敷地内の花々を愛でる「ボタニカルツアー」
敷地内に広がるトロピカルガーデンをスタッフの方と一緒に巡るボタニカルツアーも子連れにおすすめです。南国特有の植物や果実を英語で教えてくれます。
英語がわからなくても、知っている単語を拾ったり、雰囲気を楽しむだけで十分楽しめます。
普段見かけない木々や色鮮やかな花々を眺めて五感を使って自然を感じていました。
末っ子はプルメリアがお気に入り。たくさん拾って集め、嬉しそうに見せてくれました。
付き添いで参加した大人にとっても癒しの時間でした。
⑥美しい夕日の中でのお散歩
「アクアリゾートクラブ サイパン」の魅力のひとつ、息をのむようなサンセット。夕日が沈むこの時間はぜひ外を眺めることをおすすめします。
赤やオレンジに染まる空をバックに、ビーチで楽しむ散歩は贅沢そのもの。ガーデンにあるモニュメントと記念撮影をすれば旅のアルバムを彩る1枚になります。
同じ時間帯でも、毎日違った表情を見せてくれる夕焼けに、家族で感動しました。
⑦ビュッフェスタイルで楽しむ朝食
朝食は毎朝ビュッフェスタイルで、豊富なメニューが並びます。焼き立てのオムレツやパンケーキ、新鮮なフルーツ、ベーコンやソーセージなど子どもが喜ぶ料理がたくさん。
種類豊富なサラダや前菜のほか、和食や韓国料理のラインナップもあり、連泊でも飽きることなく楽しめました。
子どもたちは英語でオムレツをオーダーしてみたり、自分でお皿に盛り付けてみたりと、朝から笑顔いっぱいでした。
旅先での朝食は一日の活力源。家族全員が満足できる内容だったのは大きなポイントです。
「アクアリゾートクラブ サイパン」で癒しの子連れ旅を
「アクアリゾートクラブ サイパン」は、子どもが安心して過ごせるのはもちろんのこと、大人もリラックスできる滞在が叶うリゾートでした。
広々としたスイートルーム、プールやシュノーケルなどのアクティビティ。自然に触れるボタニカルツアーや、サイパンの文化を楽しむディナーショー。
そして何と言っても笑顔で迎え入れてくれるスタッフの方々の温かさに触れ、心温まる滞在となりました。
「アクアリゾートクラブ サイパン」で癒しの子連れ旅はいかがでしょうか。
アクアリゾートクラブ サイパン
所在地:9543, Chalan Pale Arnold, San Roque, Saipan, MP 96950
アクセス:サイパン空港から車で約25分 ※空港からの送迎あり(要予約)
料金:
デラックスガーデンビュー:$210.00+15%税~/1室
スイート(朝食、ラウンジ付き):$620.00+15%税~/1室
※11歳以下の添い寝のお子様2名まで無料
取材協力:アクアリゾートクラブ サイパン